NZ国情報

ニュージーランド情報

ニュージーランドの基本情報をご案内

ニュージーランドの基本的な情報をまとめてみました。ニュージーランドへの留学の準備や留学される国が決まっていない方は他国との比較にご利用ください。

基本情報

国土と人口

ニュージーランドの国土は、日本の面積の約3/4で本州と九州を合わせた大きさとほぼ同じです。人口は約500万人、先住民のマオリとイギリス系の移民が中心となる国です。マオリの人口は全人口の約20%で北島に多く住んでいます。(2023年統計/複数回答あり)

オークランド ウェリントン クライストチャーチ
ヨーロピアン系
(ニュージーランド人を含む)
49.8% 72.1% 75.9%
マオリ系 12.3% 9.8% 11.2%
アジア系 31.3% 20.4% 17.1%
太平洋諸島 16.6% 5.7% 4.3%
中東・ラテンアメリカ・アフリカ系 2.7% 3.6% 1.9%
その他 0.9% 1.1% 1.1%

地理

ニュージーランドは南北に細長い島国です。緯度的にはオークランドが日立市、クライストチャーチは日本の札幌市とほぼ同緯度になります。

言語

公用語として英語とマオリ語、ニュージーランド手話が使用されています。

治安

ニュージーランドの治安は落ち着いていますが、観光客を狙った置き引きやひったくり、女性を狙う犯罪も起きています。海外ですからご自身の身はご自身で守るように心がけてください。

気候

南半球のニュージーランドは日本と気候は逆になります。また『一日に四季がある』と言われるほど朝晩と日中でで気温差があります。

服装

紫外線は夏場の強い時期は日本の6~7倍と言われるほどですから、日焼け防止にサングラス、帽子や日焼け止めをお持ち頂くとよいでしょう。南島では、夏場でも涼しい日もありますので、重ね着できるフリースなどの上着の準備も重要です。留学中にトレッキングやミルフォードサウンドなどの雨の多い地域への旅行を考えている方は、ウィンドブレーカーなど防水の効く上着があると便利です。

通貨

通貨の単位は、ニュージーランドドルで現地では単純にドルと呼ばれています。硬貨は10,20,50セント、および1,2ドルの5種類、紙幣は5,10,20,50,100の5種類です。

時差

ニュージーランドと日本の時差は3時間でニュージーランドの時間が進んでいます。またニュージーランドが夏時間を採用する時期は時差が4時間になります。

祝日

祝日 2024年 2025年 2026年
ニューイヤーズデー(新年) 1月1日 1月1日 1月1日
ニューイヤーズホリデー(新年休日) 1月2日 1月2日 1月2日
ワイタンギデー(ワイタンギ条約記念日) 2月6日 2月6日 2月6日
グッドフライデー(聖金曜日) 3月29日 4月18日 4月3日
イースターマンデー(復活祭翌日) 4月1日 4月21日 4月6日
アンザックデー(ANZAC Day) 4月25日 4月25日 4月25日
キングズバースデー(英国王誕生日) 6月3日 6月2日 6月1日
マタリキ(マオリ暦新年) 6月28日 6月20日 7月10日
レイバーデー(労働感謝の日) 10月28日 10月27日 10月26日
クリスマスデー(Christmas Day) 12月25日 12月25日 12月25日
ボクシングデー(Boxing Day) 12月26日 12月26日 12月26日

各都市や地方によって設定されている祝日があります。イースターの祝日(グッドフライデーとイースターマンデー)は毎年移動するので注意が必要です。

チップ

基本的にチップの必要はありません。しかし何か特別なことをお願いした場合にはお礼として少し渡すと喜ばれます。その場合、コイン以上(5ドル札以上)が適切でしょう。

税金

GSTと呼ばれる消費税があります。税率は15%で基本的に表示金額に含まれています。

都市

ニュージーランドの主要都市をご紹介します。

北島

オークランド

「City of Sails(帆の街)」と呼ばれ海に囲まれた港町オークランドは、ニュージーランド国内でもっとも人口の多い最大の都市です。温暖な気候で移民も多く、ポリネシア文化が浸透しています。

ロトルア

ニュージーランドの先住民族マオリの歴史が色濃く残る街です。温泉地として北島の代表的な観光地でもあります。

ネイピア

長い日照時間で温暖な気候のネイピアはアールデコ様式の街並みが特長です。

タウランガ

温暖な気候と美しいビーチや自然があり、リゾート地として知られています。

ウェリントン

ニュージーランドの首都で、北島の最南部に位置する、国内で三番目に大きい都市です。国会議事堂周辺やシティセンターは落ち着いた官庁街の雰囲気がありますが、原生林を活用した自然保護区を併せ持つ土地柄でもあります。国際的映画スタジオ『ウェタ・スタジオ』では世界中の映画の制作が行われています。

南島


クライストチャーチ

イギリス以外で最もイギリス的な街といわれる古都の一面と、開発の進む新しい街並みを合わせ持ち、「ガーデンシティー」の異名のとおり花と緑が豊かな環境でもあります。オークランドに次いで人口が多く、南島では最大の都市です。

ダニーデン

オタゴ大学があり、学生の街として知られています。街並みはスコットランドの面影を残し、ペンギンやアホウドリなど野生動物の宝庫でもあります。

ネルソン

年間を通して温暖な気候で、アーティストが多く住んでいるため芸術の街として知られています。周辺にはエイベル・タズマン国立公園など3つの国立公園があり、バックパッカーに人気が高いところです。

クイーンズタウン

女王が住むにふさわしい街ということで名前が付けられた街です。夏はフィッシングや冬はスキー、スノーボードと一年を通して世界各国から観光客が訪れます。観光地のため若干物価は高めです。

インバーカーギル

南島最南端に位置する地方都市。スコットランド調の街並みを感じられます。

生活

郵便

基本的に郵便局の営業時間は月~金曜日の8時~17時、土曜日の午前中です。クライストチャーチでは、市立図書館のカウンターでも郵便業務受付を行なっており、土曜は休業となります。切手や専用封筒などは、書店やコンビニエンスストアなどで取扱いしているところもあります。

  • 主な郵便料金表(2024年6月現在)
NZ国内 普通郵便 130X235mmx6mm                 500gまで $2.00
NZ国内 大判郵便 165X235mmx10mm        500gまで        $3.30
NZ国外(日本) ポストカード                             10g $3.30
NZ国外(日本) 普通郵便 130X235mm               100g $4.00
NZ国外(日本) 大型郵便 165x235mm                200g $4.60

電話

ニュージーランド国内の固定電話からの市内通話は無料です。またホームステイ先から日本へ電話をかける時は、SNSなどを利用して自分の携帯電話からかけるのが一般的です。時差の関係でこちらの深夜に日本に連絡をとる場合など、家庭の電話のマナーについてはホームステイ先で確認するようにしましょう。

飲料水

基本的に水道の水は飲用に適していますが、ミネラルウォーターも購入できます。

商店等の営業時間

ニュージーランドの企業や商店の多くは月曜日から金曜日の9時から17時までの営業ですが、土、日曜日も営業するところが増えてきました。ショッピングモールなどは基本的に土日も営業(夕方18時まで)、木曜または金曜日はレイト・ナイトで21時まで営業時間を延長しています。

公共交通機関

都市でのメインの公共交通機関はバスです。オークランドのシティー・リンクやインナー・リンク、アウター・リンクなどの循環バスや、クライストチャーチのメトロバスが市民の足として活躍しています。

車の運転

ニュージーランドでは車の通行は、日本と同じ左側通行です。交通規則は、若干違う点がありますが、類似している点が多く、日本人には比較的なじみやすいです。
一方で、ロータリー(roundaboutという呼び方が一般的です)が多かったり、踏切の通行方法など日本と異なる点もありますので、ご自身で運転することを考えていらっしゃる方は、現地に到着してからしっかり交通規則を確認されることをお勧めします。
日本の普通免許をお持ちの方(取得後2年以上)は、実技試験なしで当地の普通免許に書き換えが可能です。

銀行

当地の銀行の営業時間は基本的に月曜日から金曜日までの午前9時から午後4時半までですが、ショッピングモール内の支店は、モールの営業日に準じて土・日も営業している場合もあります。営業日と営業時間は店舗によってそれぞれ異なっていますので、ウェブサイトでの確認をお勧めします。

銀行口座の開設

6ヶ月以上の滞在ビザを所持されている場合は、ニュージーランド入国後の口座開設が可能です。ワーキングホリデーや学生ビザでの留学の場合、当留学clubへ留学のお申込をされる方には、詳細をご案内いたします。また現地サポートを申し込みされた方は、現地到着後に開設のお手伝いをさせて頂きます。詳しくは、当留学clubへ留学のお申込をされる際にご確認ください。
*日本人が銀行口座を開設するには、マイナンバーが必要です。

海外送金

留学前に滞在資金を送金される際には以下の送金方法があります。
日本の銀行から、ニュージーランドの銀行口座へ資金を送金(振込)することができます。申し込み方法は、一般的に海外送金取組書という各銀行の所定用紙に必要事項を記入して送金を行えます。尚、銀行によって両替のレートや送金の際の銀行手数料が異なりますので、銀行手数料が気になる方は、ご自身で銀行に確認されることをお勧めします。

インターネット

ニュージーランドではブロードバンド使用が一般的になっています。しかし、家庭によっては使用量に制限のあるプランを利用している場合もあります。一定量以上画像などをダウンロードしますと、超過料金やインターネットのスピードが減速するという設定になっているので注意が必要です。

携帯電話

特に短期滞在の場合、日本でご利用されている携帯電話でも契約されている携帯電話会社によっては、海外ローミングサービスを利用されると、そのまま日本と同じ携帯番号を利用して頂くことも可能です。ただし海外ローミングサービスの場合、通話料が割高になることが多いため注意が必要です。
また、SIMフリーのスマホであれば、現地でSIMを交換して使用する方法があります。SIMは空港で購入できますので、到着後すぐに使用が開始できます。ワーキングホリデーや学生ビザでニュージーランドに長期留学される場合には、ご自身で当地のプリペイド式もしくは契約式のプランに加入して頂くことも可能です。

電気

電圧は230/240Vになります。日本から電気製品をお持ちになる際、充電式のものは充電器に記載されている対応電圧を確認して、電圧の範囲が240Vまでになっている場合、アダプターを使えば変圧器なしで利用できます。比較的パソコン、デジタルカメラなどは240Vまで対応している場合が多いです。アダプターはハの字の二マタもしくはアース付きの三またになり日本の大型電気店でも販売しています。
240Vまで対応していない電化製品は、変圧器が必要となりますので、ご注意ください。

飲酒

ニュージーランドでは18歳以上から法的に飲酒が認められています。スーパーでビールを購入するとき、バーやカジノなどアルコールを提供する場所に入場する際にはパスポートなどの写真付き身分証明書の提示を求められることがあります。日本人は比較的若くみられる傾向にありますので、酒類を購入する可能性がある時は念のため身分証明書を携帯しましょう。

喫煙

ニュージーランドでは法的にたばこは18歳以上から喫煙可能です。しかし2022年12月にたばこに関する法律が変わり、2008年以降に出生した者のたばこ類の購入は今後一切不可となりました。また、たばこの価格は1箱38ドル程と高額です。バー、レストラン、カフェなどの全サービス業に関わる施設内での喫煙は全面的に禁止されています。ホームステイなども室内は禁煙の家庭がほとんどです。施設外や屋外では喫煙は可能です。

生活費

ニュージーランドは農業国ですので、肉や野菜などの価格は日本に比較すると一般的に割安といわれてきましたが、食料品全体の値段は年々引き上がる傾向にあります。電化製品などについては、海外からの輸入に頼っている割合が高いため比較的割高です。

以下に生活の目安となる費用をお知らせします。

ミネラルウォーター・ソフトドリンク(500ml)$2.50~ビール$9.00~フードコートでのワンプレートランチ$13~日本食レストランのランチ(ラーメン・丼物など)$17.80~中華・タイ料理などのディナー
(友人とシェアして食べた場合)$25~ 

物価目安
サンドイッチ $6.0~
マクドナルド ビックマックコンボ $15.00
コーヒー $4.50~
生活費一例
家賃(フラットシェアの場合) $130~
携帯電話(プリペイド式購入) 携帯電話本体 $150~、 月1回の料金チャージ $19〜
映画 $17〜$25
ヘアカット(カットのみ) 男性$30~、女性$40~

*価格は2024年1月現在です。価格は常時変動していますので、目安としてご参考ください。

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