こんにちは! Bright Futures Support /ニュージーランド留学Club です。

5月も終わりが近づき、今週末はKing’s Birthday の連休がやってきます。 ”キング”ってニュージーランドに王様がいるの?と思う人もいるかもしれませんが、このキングとはイギリスの王様のことです。英連邦に属するニュージーランドにも、英国君主の誕生日を祝日とする習慣がある…というのがこの日なんですね!しかも、本当の英国王のお誕生日は11月の14日⁉︎ なぜ6月の第一月曜日を公式の君主の誕生日としたかというと…実は、一代前の女王エリザベス二世の誕生日は4月で、イギリスではお天気がイマイチの季節だったようです。そうすると、大事な祝賀式典などがいつも雨ばかり!これではよろしくない…というわけで、気候の安定する初夏の6月に決まったのだとか。この6月の祝日を、当代の国王の即位後も続けてKing’s Birthdayとして残すことになったのですね。ニュージーランドも、それに従い今年は6月2日がお休みになります。しかし、この国の季節はというと…6月は冬の入り口です。だから良い気候を楽しむ…とはなかなか行かないですが!前の祝日が4月の終わりのアンザック・デーで、やっと次の3連休が来るのです。一旦ブレイクできそうで、ちょっとホッとしませんか?なんなら11月のお誕生日もお休みでいいのに…と思いましたが、クライストチャーチはその日はカンタベリー記念日で、ちゃんと別のお休みなっています(よかった⁉︎)。

そんなわけで冬を迎えるニュージーランド。そろそろ温かい食べ物がうれしいですよね。クライストチャーチのような便利な街にいると、ついついたまに外食するなら和食系でラーメンとか、うどんなんかに目が行きがちだと思うのですが、せっかくだからこの国らしいホカホカしたものを食べてみましょう。
例えば、温かいランチが食べられるベーカリーカフェで、パイはどうですか?「ああ、あの学校の売店とかにもある、ひき肉のミンス・パイのことか…。」と思った人!できれば、これでもかというくらい種類のあるお店に行ってみてください。定番のミンス(ひき肉とグレービーソース)以外にも、一味も二味もちがうパイに出会えます。

先日食べてみたのはランギオラにある有名なベーカリーのスマトラ・スタイル・ビーフ・パイです。スマトラ…という名前の通り、ただのひき肉のパイではなく、エキゾチックなスパイスがきいたカレー風味のパイ。これが…いつもの味とまったく違った、異国も感じる味わいなんです。そんな変わり種もあるの?と思いますか?なんとこのパイは昨年のニュージーランドのパイ・アワードで金賞をとった特別なグルメ・パイなのでした。パイ作りに真摯に向き合っているベーカリーなら、こんな新しいパイを作り出すのもお手のものです。
いくらおいしくてもわざわざ遠くまで行けないし…?でも、大丈夫です。住んでいるところの近くにも、きっと良質なパイのお店は存在します。最近、近所のお店で出会った個人的一押しパイは、ホワイトソースがベースのシーフード・パイ(ムール貝みっちり)や、かぼちゃとキノコのベジタリアン・キッシュ(卵の部分が卵焼きのようにホワッホワ)などなど…食べてみたくなりませんか?

6月は冬の気配のニュージーランド…温かいもので楽しい気分を味わいましょう。日本の夏休みから留学予定の皆さんは、冬物の準備を忘れずに。Bright Futures Support /ニュージーランド留学Clubでは、ニュージーランドの小・中学校、高校、大学、専門学校、語学学校などへの留学に関するご相談を承っております。お問い合わせはお気軽にどうぞこちらまで。ご相談は無料です。