大学留学
ニュージーランドの大学
ニュージーランドには大学が8つあり、そのすべては国立大学となっています。学校はオークランド大学、オタゴ大学、マッセイ大学、ビクトリア大学、カンタベリー大学、リンカーン大学、ワイカト大学、オークランド工科大学(略称AUT)となっています。
学部課程は通常3~4年となっており、多くの日本からの留学生は、大学やポリテク等に設置されているファンデーションコースで基礎力を付けてから学部課程を履修します。
ファンデーションコースとは、学位を取得するための準備をするためのコースで、英語力を向上させるだけでなく、学部課程で志望するコースの導入部分も学習することができます。ただし、このファンデーションコースに入学するのにもある一定の英語力が必要とされるため、英語力が不十分である方は語学学校等で英語力をつけていただく必要があります。
無事にファンデーションコースを修了できた方はいよいよ学部課程に入ります。日本の大学と異なり多くの学部では一般教養を経ずして、そのまま専門過程に進みます。
ニュージーランドの大学は基本的には2学期に分かれており、1学期は2月下旬、2学期は7月中旬から始まり、12月から2月の間は休みとなります。
ファンデーションコース
大学や多くのポリテクニックには大学に入学するのに必要な英語力や基礎学力をつけるための英語コースやファンデーションコースが設置されています。また、オークランドではファンデーションコースに特化した専門学校で集中的に勉強することが可能です。まずは英語コースで総合的な英語力をつけた後、アカデミックな英語を身につけていきます。
その後、ファンデーションコースでさらなる英語力と本科コースでの学習においての応用力や講義やゼミにおいて必要とされる能力を高めていきます。
大学に併設されているこれらのコースは大学の一部であるため、コースを修了した後の学部課程への入学の手続きは大変スムーズな流れとなっています。また、オークランドではファンデーションコースの専門学校で学ぶこととなりますが、オークランド大学などから委託を受けてコースを開催しており、大学との連携が強いため大学進学手続きはスムーズに行われます。
日本での学歴および英語力が大学入学の基準を満たせばこれらのコースを受講せずに大学に入学することも可能です。
お勧め英語コース・ファンデーションコース
- Taylors College (テイラーズ・カレッジ、オークランド)
- University of Canterbury(カンタベリー大学、UCICクライストチャーチ)
- CCEL (シーシーイーエル)
- Lincoln University (English Language Centre)(リンカーン大学 英語センター)
- University of Otago Language Centre (オタゴ大学ランゲージセンター)
大学 (学部過程コース)
ニュージーランドの大学はすべて国立大学で、留学生の受け入れには大変積極的です。学費や滞在費も他の英語圏の国と比較しても割安で、かつ質の高い教育を受けることができるため人気の留学先となっております。中でも、大学レベルではニュージーランドで唯一【ブドウ栽培&ワイン学】が学べるリンカーン大学の学部課程コースは人気があり、国内外のワイン業界で活躍する卒業生が多く輩出されています。
入学には英語力と学力が審査の基準となります。英語力は専攻するコースによっても入学基準は異なりますが、アカデミックIELTSで6~7、TOEFL(PBT)で550以上+TWEで4.5以上の英語力が必要とされています。
学力に関しましては、日本の大学の1年目を修了している、高校の卒業資格があるなどが挙げられます。ただし、ニュージーランドの高校を卒業し”University Entrance”を取得されている方はそのまま卒業後、基本的に学士課程に進学することができます。
大学リスト
- University of Canterbury (カンタベリー大学)
- Lincoln University (リンカーン大学)
- Victoria University (ビクトリア大学)
- Otago University (オタゴ大学)