こんにちは。Bright Futures Support/ニュージーランド留学Clubです。
3月に入りました。最近、ニュージーランドのスーパーなどに行くと、普段と違うものが並んでいるのを見ませんか?実はイースター(キリスト教の復活祭)が近くなると、急にチョコレートの種類が増えるんです。しかも、結構な棚のスペースがウサギや卵の形の派手なチョコレートで埋め尽くされます。イースターは暦の関係で毎年変わるのですが、今年は3月29日のグッド・フライデー(聖金曜日)から4月1日のイースター・マンデーまでがイースターウイークエンドとなり、この期間はニュージーランドの祝日です。
イースターにチョコレートが必要なのはなぜか…?もともと、イースターのお祝いには絵を描いたゆで卵が使われるものだったのです。でも、ニュージーランドではゆで卵が使われているのは見たことがありません。おそらくゆで卵だと日持ちがしないし、それほどたくさん食べられるものではないですよね。そのせいか、ニュージーランドではチョコレートのように形が自由に作れる上に、すぐ食べなくてもいいもので卵やウサギを作ってお祝いするようになったようです。今の時期にたくさん出回っているのは、イースター前に用意しておいて、人々の間で贈りあうものだからです。早めに買っておかないと、準備が間に合わないんですね。
そして、イースターの時期になるとこれまたよくお店に出てくるのがホット・クロス・バンズというパンです。クロスとは、イエス様の十字架。要するに丸いパンの上に十字架の模様がつけられたものがホット・クロス・バンズと呼ばれています。こちらもイースターの定番の食べ物ですが、本来はグッド・フライデーにだけ食べるものらしいのに、今ぐらいの時期から売り場に並んでいるんです…。シナモンなどのスパイスと、レーズン、オレンジピールなどのドライフルーツたっぷりのこのパンを、一年に一回しか食べられないなんてつまらない!という人が多いのでしょう。昔からの風習にとらわれることなく、お店に並んでいればみんなどんどん買っています。
さて、この二つのイースターにしか食べられないものを、ニュージーランドのチョコレートメーカーWhitterker’sが今年は一つにしてしまいました!それが、期間限定発売のこの板チョコ”Choc Cross Buns”です。板チョコなので卵の形はしていないですけれど、一口かじるともうスパイスやオレンジピールの香りがドドッと!それに、何かパンに近いような?ほろほろした食感のモノも入っています。なるほど〜、これはかなり苦労して、ホット・クロス・バンズに寄せた味わいが〜!あるような…ないような!?
皆さんもぜひ、まずは本物のホット・クロス・バンズを食べてから、こちらの限定発売のチョコをお試しください!?イースターの時期を過ぎたら無くなってしまうフレーバーです!?
すでにニュージーランドで勉強を始めている留学生の皆さんも、イースター以外にも謎のホリデーや謎のグッズが溢れていて気になるのではないでしょうか?いろいろ体験してみてください!Bright Futures Support/ニュージーランド留学Club では、ニュージーランド留学に関するご相談を承っております。小・中学校、高校、大学、専門学校、語学学校など、ニュージーランドへの留学をお考えなら、こちらにお問い合わせください。ご相談は無料です。