こんにちは。Bright Futures Support/ニュージーランド留学Clubです。

日本から遠く離れたこの国ですが、すでに空港に降りた時点で”Sushi"の売店が目に入ることに驚く人が多いと思います。ニュージーランドという国は、それこそ空港やバスターミナル、ショッピングモールに至るまで、人が集まるところには必ず”お寿司屋さん”があるものなのです。この国で主流なのはサーモンとアボカド、テリヤキチキンなどの巻き寿司ですが…どうしてもご飯が食べたくなる私たち日本人にとっても、この手軽さはありがたいです!

そして先日、何気なくいつもお世話になっているチェーン店”St Pierres Sushi”の前を通りかかったら”40th Birthday♡”とやらの文字が見えました。えっ、40周年⁉︎まさか、そんなに前からこの国にお寿司屋さんがあったなんて…!そういえばこのお店、私がン10年前(いつとは言いませんが)に初めてクライストチャーチに来た時にはすでに存在していたお店でした。その頃は”Sushi”というものに今より馴染みが少なかったようで、サーモンも生は一切なくスモークサーモンでしたし、でっかいアボカドとテリヤキチキンやツナが大量のご飯でぎゅうぎゅうに巻いてある…みたいなものが幅を利かせていましたっけ。お酢もそんなに効いていないご飯で、みんなお醤油に巻き寿司をドップリつけて食べていました。いかにも外国式で、新しい食文化が入ったばかりの食べ物に見えましたが、実はも〜っと古い歴史があったのですね!

最近では、ずっと洗練された巻き寿司が出回るようになり、マグロやサーモンも生のものが使われるようになりました。これが、相変わらずちょっと外国風の”スーシー”ではあるのですが、なかなかにおいしいんですよね。やっぱり新鮮なお魚が手に入る国の強みでもあるのだと思います。それこそ地元のキーウィの皆さんも、生の魚に抵抗のない人が増えてきたのでしょうね。かつては手軽なランチのメニューといえば、伝統的にはサンドイッチかミンスパイ。でも、今ではどこでもお寿司が手に入るので「う〜ん、今日はスーシーを買おうかな〜」と考えるのもごく普通のことのようです。小学生のお子さんなどは”スーシー”がどこの国の料理かも知らないけれど、生まれた時から身近なので当たり前に受け入れている様子です。日本で、元はアメリカから来たハンバーガーがふつう〜に食べられているのと似ているかもしれません。

もっとも、そのスーシーも国に合わせた進化を遂げていて、顔ぐらいもある丸い酢飯のおにぎりに唐揚げがぶっ込んであるスーシー・ボールでお腹を満たす人もいます。テリヤキチキンにマヨネーズがドバッとかかったちらし寿司(?)も人気です。日本人としては、ついついマグロがあると手が出てしまいますが、キーウィの人に「テリヤキチキンの寿司は日本にはないかも」と言うと「じゃあ私、日本のお寿司屋さんで食べるものがない!」とびっくりされてしまうのでした。


留学しても、外国でも、白いお米が食べたいですか?”スーシー”のある国、ニュージーランドはどうですか?Bright Futures Support /ニュージーランド留学Clubでは、留学に関するご相談を承っております。ニュージーランドの小・中学校、高校、大学、専門学校、語学学校など、留学についてのお問い合わせはこちらまでお気軽にどうぞ。ご相談は無料です。