こんにちは。Bright Futures Support /ニュージランド留学Clubです。

コロナ禍を乗り越えて今年から復活したイベントはいろいろあると思うのですが、この国で20年以上にわたり毎年行われてきた”ニュージーランド・パイ・アワード”もまた、2年ぶりに開催されたコンテストの一つです。先週、その今年のランキングが発表されたのですが…オークランドで開催されるイベントのせいか、1位のパイはほとんどが北島のお店のものでした。

だいたい、”パイ”というと日本ではアップルパイなどのフルーツの甘いパイを思い浮かべる人が多いと思います。ところが、ニュージーランドで”パイ”というと、これはもう肉入りの、ランチやディナーにもなるようなおかず(主食?)のパイが中心です。そのパイのお店が、街のいたるところにあります。ほとんどはベーカリーですが、中にはパイ専門店などもあって、その人気度がうかがえます…よくパイを説明する時にいうのですが、日本で言えばコンビニのおにぎりにも匹敵するような、いつでもどこでも買えるおいしい食べ物、それがこの国のパイなのですね。

”ニュージーランド・パイ・アワード”では、そのパイをさらに種類ごとに”ミンス(ひき肉)”、”ミンス&チーズ”、”ステーキ”、”チキン”、”カフェ・ブティック”、”ベジタリアン”…という風に、中身と味で細かくカテゴリーに分け、それぞれの第10位までを決めていきます。全国のパイ職人がエントリーするのですが、要はコンテストの日程に合わせてオークランドまで商品のパイを送ったりなど、とても手続きが煩雑らしく、南島の候補も入賞も極端に少ないのはそのせいだと言われています。

そんなわけで、クライストチャーチからは遠く離れた場所の、ハイレベルでおいしそうなパイたちが今年もランキングを飾りました…が、中にはしっかりクライストチャーチのベーカリーからランクインしていたものもありました!しかもそれが、このBright Futures Supportのオフィスから車で数分の”Sockburn Bakery”のステーキ&チーズパイだというので、パッ!と行って買ってきました〜!リカトン ・ハイスクールや、セント・トーマスなどの学校からも近い、昔〜からあるような一見とっても庶民的なお店です。

ふつう、こういうお店はお昼を過ぎると棚が空っぽなんてことも多いのに、このお店はいつでも棚がぎっしりです。お客さんもひっきりなしなのに、なんという回転率。そして、噂の(?)ステーキ&チーズも、売り切れることもなくちゃんと手に入りました。

さすが、ステーキ(牛肉)はゴロゴロ、チーズはトロトロ、グレービーの量も絶妙で、パイのところもサクサク〜!こういうパイの特徴すべてがコンテストの審査対象ですが、上位入賞のパイたちのレベルはもっとすごいなんて…と驚いてしまいます。それにしても、こんなに近くにハイレベルなパイを発見してしまうとは…お手軽すぎてすぐ買いに行けるのはちょっと危険ですね!

そういえば、ホストファミリーの家の夕食にも、よくパイが出ていました。サラダやマッシュポテトを添えると、立派なメインです。ニュージーランドで暮らしながら、お気に入りを探してみませんか?Bright Futures Support/ニュージーランド留学Clubでは、小・中学校、高校留学、大学、専門学校留学、語学留学など、ニュージーランド留学に関するご相談を承っております。お問い合わせはこちらまで。ご相談は無料です。