こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。クリスマスまで、あと20日を切りました…が、お元気ですか?
12月3日から、ニュージーランド国内のコロナウイルス警戒基準が新しくなりました。これまでの警戒レベルシステムに替わるもので、今度はグリーン、オレンジ、レッドの信号機の3色に警戒度を分け、国内の市中感染拡大予防対策が実施されることになります。その色分けだと、グリーン=”市中感染の割合が低く、入院患者数も対応可能なレベルであり、医療体制に十分な余裕がある”状況、ということで、どの地域もグリーンになるのを目指したいところですが、12月3日の段階ではオークランドと北島の一部がレッド、それ以外の国内全域はオレンジの指定を受けました。当オフィスのあるクライストチャーチはオレンジで、”市中感染が拡大し、医療体制の資源は新型コロナ対策に集中する。感染リスクは高まるが、感染拡大を管理・抑制できる”というのがその定義です。今のところ、ほぼ普段通りに生活している身からすると、クライストチャーチで”市中感染が拡大”している感じはありません。でもやっぱりグリーンほど気を緩めてはいけない、ということで、オレンジに指定されているのかな…と思います。
今までの警戒レベルの基準だと、オークランドでは安全な環境での商店、飲食店の営業やイベント開催などが難しい状況でした。しかし、新しい信号機システムではワクチン接種の完了が大きなポイントとなっています。つまり、ワクチン接種が完了している人は、ワクチン接種証明(My Vaccine Pass)を提示することで入れるお店が増え、大勢の人が集まるイベントへの参加も自由にできる可能性が高まった…という認識です。その一方で、ワクチン証明を採用しない場合、一般の飲食店はテイクアウトや屋外に飲食スペースを限るといった制限のもとでの営業体制となり、お店を利用する側の人も、ワクチン証明を提示できないなら入れない場所が格段に増えました。
スーパーマーケットや医療機関はワクチン接種証明を求めないため、誰でも利用することができます。そして、同じ国内のオレンジの地域でも、自治体によってワクチン証明が必要な場所には差があるようです。たとえば、クライストチャーチではプールや図書館などの公共施設を利用するときにも証明が必要ですが、感染例のない南島のオアマルではマスクさえ着用すればワクチン証明無しで利用可、となっています。南島南端のインバカーギルでも、ワクチン証明の有無による区別は当面行わない、ということです。
こちらが、そのワクチン接種証明です。最初に導入された時には、ニュージーランドのパスポートか運転免許証を持っている人は簡単にウェブで取得できるのに、その二つがどちらもない人にはちょっと身分証明の手続きが面倒…という問題がありました。まさに外国籍の留学生の間では「ワクチン接種はちゃんと済ませたのに、証明書がすぐに作れない」と国内のニュースでも取り上げられたりしていました。当社でも、必要な生徒には作成のお手伝いをしましたが、今では市内の指定の薬局に行けば発行してもらえるシステムが使えるようになったのでひと安心。お店の前で「ストップ!」は困りますものね。
ニュージーランドがより安全に暮らせる国になって、また世界中の人が訪れる日が来ますように…今は願うばかりですが、一人一人にできることから頑張っていこうと思います。将来はニュージーランドで夢に向かって勉強したい。ニュージーランド留学Clubでは、そんなみなさんからのご相談を承っております。小・中学校、高校留学、専門学校、大学、語学留学、ワーキングホリデーなど、ニュージーランド留学に関することならぜひこちらへお問い合わせください。