こんにちは。Bright Futures Support / ニュージーランド留学Clubです。
いよいよ今週から1学期が開始になるニュージーランドです。留学生の皆さんのオリエンテーションは先週からの学校もあるので、すでに学校に行って新しい仲間に会ったり、制服の調達を済ませた人もいるでしょうね。朝ごはんをしっかり食べて、いいコンディションで学校に向かいたいですね!
もうご存知かもしれませんが、ニュージーランドの平日の朝食は非常にシンプルです。朝からキッチンであれこれ調理をする家庭は本当にまれで、せいぜいトーストを焼く、あるいはシリアルが何種類か用意してあって、各自自由に自分の食べる分を用意するのが一般的です。ささっと食べられて朝の時間も短縮できるし、準備から片付けまで全部自分でできるのがいいところですね。
でも、時々は目玉焼きぐらい食べたいなあ…と、日本で卵を朝から食べる習慣のあった人は思ったりもするでしょう。これを書いている私自身が、最初にホームステイをした時はよくそう思いました。だんだんシリアルに慣れましたが、本心は卵が恋しかったです!ところがこの国では、卵やベーコン、ソーセージの朝ごはんはいわば週末のお楽しみ。中には、そういうものはわざわざカフェに食べに行くもの、ぐらいに思っている人もいるほどです。
そんなスペシャル感いっぱいの卵料理ですが、今現在のニュージーランドでは卵が以前にも増して貴重なんです!昨年12月に鶏の飼育方法に関する法律が変わり、”バタリーケージ”(いわゆる狭い棚にズラーっと並べて飼う方法)で鶏を育てることが禁止になりました。実は10年ほど前から養鶏業者さんたちにはこの規制に関する通達があり、決して昨日、今日に急に決まったことではないとのことですが、いざその法律が布かれる12月が来てみたら、卵の値段は高くなり、お店に卸される量自体が激減!今月に入ると、スーパーマーケットの卵コーナーそのものが空っぽ…そして「国全体で卵が不足しておりますので今日はなし」の張り紙だけが目に入る…という光景も、珍しいものではなくなりました。
偶然入荷があれば、お店に卵が並んでいる時もあります。でも卵発見、ラッキー!と思ったら値段が10個入りで8ドル(今だと600円以上!?)なんてこともあります。これでは、いくら卵を使った料理がしたくても考えてしまいますね。もしもこの先しばらくの間で、ホームステイ先で卵が全然出てこないな…?と思うことがあったら、そういう事情もあるからです。
ニュージーランドのような国では、ごくまれに、ニワトリを飼っているおうちにステイする場合がありますが、最近ではそれがまさにラッキーと言えるかもしれません。実際に、ニワトリを飼い始める人も急増しているそうです。
今年のニュージーランドの新学期は、久しぶりに世界中からたくさんの留学生が来ています!しばらくは、みんな新しい環境に慣れようとドキドキの毎日。毎朝発見がありそうですね。Bright Futures Support /ニュージーランド留学Clubでは、小中学校、高校、大学、専門学校、語学学校など、ニュージーランド留学に関するお問い合わせを承っております。ご相談は無料です。