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ニュージーランドでは、来週の月曜日の6月5日はキングズ・バースデーの祝日で、土日と合わせて三連休になります。キングとは、先ごろ戴冠式が行われたばかりのイギリス国王チャールズ3世のことです。そう、ニュージーランドの6月の第一金曜日は、去年まで長らくエリザベス2世の公式誕生日としてクイーンズ・バースデーと呼ばれていたイギリス由来の祝日なんですね。それが、今年からはキングズ・バースデーに変わるということです。

バースデーはそれぞれ違う日のはずなのに、クイーンが亡くなられて新しいキングが即位されても、祝日としては同じ日の呼び方が変わるだけ?ってちょっと不思議ですね。でも、実はもともと6月の第一土曜日がエリザベス2世の本当の誕生日だったわけではないのです。エリザベス2世の誕生日は4月の21日。ところが、イギリスの4月は天候があまり良くないことが多く、パレードなどのセレモニーを行うのに比較的天候に恵まれやすい6月が公式誕生日に選ばれたのだそうです。また、歴史的にはもっと前の16世紀の国王ジョージ2世が、寒い時期の11月である自身の誕生日の祝賀と、夏の行事である軍旗分列行進式をまとめて6月に開催したことにも関係があると言われています。なるほど…イギリスでは4月や11月より初夏の6月の方が「祝日があると嬉しい時期」ということらしいです。

しかし…イギリスでは確かにいい季節かもしれませんが、南半球のニュージーランドの6月は冬の入り口ですよね〜。それでも、二学期のちょうど真ん中あたりに三連休があるのはありがたいと言えますね!ちなみにチャールズ新国王の本当の誕生日は11月14日だそうです。私たちクライストチャーチ市民にとっては、地域の祝日『カンタベリー記念日』が11月の第ー火曜日から数えて二週目の金曜日なので、その二つの日はとても近いことになります。今年のカンタベリー記念日が11月17日…ということは、もしもキングズ・バースデーが実際のお誕生日に定められていたら、11月が休みだらけに!?結局、そうはいかなかったですね〜。やっぱり、6月に決まってよかったですか!?

三連休はちょっと楽しみ…ですが、国民の祝日は日本に比べて少ないな〜と思ってしまうニュージーランドの暮らしです。意外と現代でもイギリス関連の行事や習慣も残されている…そんなニュージーランドに留学してみませんか。Bright Futures Support /ニュージーランド留学Clubでは、皆様からの留学に関するお問い合わせをお待ちしております。ニュージーランドの小・中学校、高校、大学、専門学校、語学学校留学、ワーホリなどに関するご相談はこちらまで。ご相談は無料です。