こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。

ポテトチップスの新しいフレーバーを見かけると、つい買ってしまう…最近も、”ラミントン味”なんていうニュージーランドのスイートの味を再現したフレーバーを食べてみてびっくりしたけれど、昨日もまた、不思議なパッケージを発見。すぐに買ってみたよ。

今度のフレーバーは、やっぱりニュージーランド・シリーズの一つ?の”パウア・フリッター・アンド・レモン”だ!えっ、そんな名前…なんとかかんとか、アンドレモン…しかわからないぞ?という人もいるかもしれないね。パウアとは、マオリ語でアワビのこと。つまり、アワビの料理にレモンをかけた味のポテトチップス…が登場したんだ。
ふーんアワビの味ね!と言ってピンと来る人ってほとんどいなさそう。だいたい、日本ではアワビなんて高級食材でめったに食べられないし、なんか思い出してみるとコリッ、コリッとして弾力のある、味わい深い貝…だよね?それのポテトチップスでございますと言われてもうろたえる。前のラミントンの時も味の想像がつかなくて、一口目は首をかしげながら食べたけれど、今度もそんな感じだった。

でも、これはポテトチップスとしてはなかなかおいしかった!さすがに明確に「これがアワビの味か〜」とは思わなかったけれど、それなりに貝らしきものの味がして、そこにレモンの香りもついているんだ…なんだかたとえようがないけれど、ちゃんとおいしいし、レモン風味がおしゃれ!?これにはちょっと驚いたよ。見た目も、ふつうのポテトチップスに、パセリみたいなのがかけてあるな〜という、それ自体にひるむようなことはない感じだった。アワビだからって黒いチップスが袋からドバッと…だったらこわいなあ、とドキドキしたのに。ニュージーランド留学

そうそう、この味の元になったパウア・フリッターとは、アワビと玉ねぎをみじん切りにして小麦粉とまぜ合わせ、それを丸めてフライパンで焼いたものなんだ。お高いアワビをみじん切りとはもったいなさそうな…と驚くけれど、ニュージーランドではアワビはよくとれる魚介類で、このフリッターも特にマオリの人の間では人気の食べ物みたいなんだ。パウアは資源管理の面から保護されていて、魚屋さんでは売られない貝と決められている。でも、自分で海岸に行って捕獲する分には、一日の制限数(地域によって異なる)を越えないことと大きさの規制を守る限りは、持って帰ってかまわないんだ。クライストチャーチを含む南島の西海岸地域では、ふつうのパウアなら一日一人10個まではとれるきまりだって…。それってけっこうな量がとれる!みじん切りにして大胆に食べるのもふつうにできそうでいいね。しかし、そう言われても、パウア自体がそんなに簡単にとりに行けるもの、という感じはしないよね。ニュージーランド留学Club

そういえばフィッシュ・アンド・チップス屋さんでも時々”パウア・パティ”という名前でアワビ入りの揚げ物が売られているのをみることがある。でもそれも近所のお店にはなさそう?だったらやっぱり、このポテトチップスが食べられる今が、アワビの味に触れてみるチャンスです!?とはなかなか言えないかな…?でもこのフレーバー、本当においしかったのでまた買いそうな予感がするよ。
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島国ゆえに実は魚介類もいろいろおいしいニュージーランド。それをポテトチップスに生かすという発想も、楽しいと思いませんか?面白い食べ物も、ぜひ試しにきてください。
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