こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。毎日毎日、春らしくなってきているクライストチャーチです!
ニュージーランドは羊の国です…が、都市部の学校に留学する生徒の中には「そういえば、ここに来て何ヶ月にもなるのに、まだ羊って見たことないかも」という人もいるかもしれませんね。さすがに住宅街に住んでいて家と学校の往復がメインの暮らしをしていると、ファームの横を通ったりしません。そうすると、人口の6倍ほどもいるはずの羊ともなかなか出会いがないわけです。
でも、郊外の学校の生徒なら「やっぱり羊ばっかりいるなあ」と思っているかも。ほんの少し街を外れると、急にファームだらけになってしまうのもまた、ニュージーランドの景色だからです。そして春先の今の時期は、そのファームがますます羊でいっぱいになります。9月から10月にかけては、白くて小さい羊の赤ちゃんが、どんどん生まれているんですね。
郊外に出かける機会があったら、生まれたばかりの羊の赤ちゃんを見つけてみましょう。実は、赤ちゃんが生まれたてかどうかは、すぐに判断できます。生後間もない子羊には、なんとしっぽがあるのです。しかも、おしりのところにタラーンと垂れるくらいの長めのしっぽ。でも、いつまでもこのしっぽがあると、おしりのところに菌や虫がつきやすくなって子羊の命が危なくなることもある…というわけで、生後1ヶ月ぐらいのうちには、一頭ずつしっぽを焼き切ってしまうのだそうです。もしくはしっぽを取る専用のゴムというものがあり、それでしばっておくとしっぽが取れる…という方法もあるのだとか。なるほど、大人の羊にしっぽがないのはそういうわけでした。取るときの話を知ると、痛くないのかな…?なんてちょっと心配になりますが、しっぽはないほうが衛生的で、安全なんですね!昨日撮ってきた写真の赤ちゃん羊も、しっぽにゴムがついていて、本当にもう取れそうでした…まさにこの時期じゃなかったら、しっぽのある赤ちゃん羊はみられないのです。
それから、羊というと真っ平らな草原で草をモグモグ…みたいなイメージがありますが、ポート・ヒルあたりの急斜面の崖に目を凝らすと、そこにもけっこう羊がいるのがわかります。赤ちゃんもお母さん羊と一緒に険しい山の斜面にいて、時間が来ると牧羊犬に呼ばれてまた平地に降りて行くみたいです。なんだか過酷な条件にも見えますが、これも羊の生育環境としては当たり前なんですね。だからファームだけでなく、ちょっとした岩場の斜面などにも注目です。一見、白い岩かな?と思うものが、よくみると羊!ということもあります。純白の赤ちゃん羊はやっぱりかわいい…せっかく春のニュージーランドにいるのなら、ぜひ出会いたいな〜と思う景色の一つです。
ちょっとと言いつつ、いつも車で10分圏内で暮らしている身にとっては、羊さん探しも小旅行でした…。こんな国でいろいろ勉強してみませんか?ニュージーランド留学Clubでは、引き続きご相談を承っております。お気軽にどうぞ。