こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。12月も後半、日本は大雪で大変なところもあるようですね。こちらは週末、28度まで気温が上がって暑かったです!

もうすぐクリスマスなので、週末にシティセンターで用事を済ませようと旧・クライストチャーチ大聖堂の見えるところを通りました。旧大聖堂は、10年前から修復か?新しいデザインで建て直しか?で長い間先の方針が決まらず、結果的には壊れたままの姿で残されていました。早い段階で修復すると決まれば、それ以上建物が傷まないように覆いをするなどの養生を行なったでしょう。また、建て直すならばもう取り壊されていたかも…でも、今年になって「やっぱり修復』と決定するまで、正面の壁がすっぽり抜けているのがむき出しで、なんだか市民としては見るたびに複雑な気分になっていました。

ところがこの週末!この写真をパッと見ると、なんとなく「あれ…直った?」という感じに見えませんか?じっとみてはダメですよ。パッ!と見ると、正面の部分が昔の大聖堂のデザインのシートで覆われていたのです。これは、壁のないむき出しよりはかなりいいです。

いよいよ修復に向けての第一歩…ということでしょうか?しかし…こういうシートでも、一番だめなところがまあまあ隠せるのなら、もっと早くかけてくれたらよかったのにな…とも思います。それに早くも一番上の三角のところがはがれちゃってました。思わず『うわー、誰かあの三角をちゃんと貼り直して〜』と思いましたが、ちゃんと修復されるまで、シートをきれいに貼っておくことすら、難しいんでしょうかね?早く、ちゃんとした壁と美しいステンドグラスの、元どおりの姿がみたくなりました…。

そうそう、旧大聖堂のところにもペンギンがいました。お腹に鏡のモザイクのデザインがピカピカ光っていてちょっと派手。でもこのペンギンは取り壊しになった古い家や家具などから出る、リサイクルの建材を使ったアートなのだそうです。古いものも生まれ変わる、大聖堂にぴったり?のペンギンさんです。

あなたが次に大聖堂を見る時は、どんな姿でしょうか?クライストチャーチは刻一刻と、新しい姿に生まれ変わっています。ニュージーランド留学Clubでは、来年も皆様からのお問い合わせをお待ちしております。