こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。

2月22日。クライストチャーチを直撃したカンタベリー大地震から、10年が経ちました。今年のこの日は、晴れた空と気持ちのいい風が街を通り抜ける、すがすがしい夏の日でした。10年の間、いつもどこかで大工事が進んでいたシティセンターも、かなり整備が整いつつあり、新しい建物が立ち並ぶようになりました。

街の中を流れるエイボン川の岸には、地震の犠牲になった方々の名前が刻まれた『追悼の壁』があります。22日は追悼式典が執り行われて、10年前に地震が起きた0時51分には1分間の黙祷に続き、全員のお名前が読み上げられました。集まった人たちはエイボン川に花を流し、壁の前で哀悼の意を捧げました。

10年前のこの日、地震で大勢の人たちが大混乱に陥り、それぞれの10年間をいろいろな思いで生きてきました。最近のクライストチャーチの街は、以前とはガラリと様変わりしたところも多く、最初はピカピカすぎてびっくりしたりもしました。でも最近では、その華やかさや便利さをみんなが当たり前のように楽しめるようになりました。

この10年で良くなったといえば、市内の小・中学校、高校や大学、図書館やスポーツ施設も、大規模な改装が進んだところがとても多いんです。校舎がまるまる建て替え…とまではいかなくても、新しい設備の中で勉強できるのってやっぱりとても気分が良さそうです。地震の後、よその学校の校舎を借りたりプレハブで頑張っていた生徒もいましたが、今はそれも懐かしく思い出される話…。しかも、まだまだこれから新しくなる計画が進んでいる学校も多いです。クライストチャーチに留学するなら、まさにこれから!という思いが強いですが、今年は国境が…。ずっとクライストチャーチに住んで街の復興を見てきましたが、今度はコロナ禍と向き合っています。静かな所に住んでいるつもりでも、いろいろなことがありますね。でも、どんな時も学生の皆さんが明るく進んでいける環境を、これからも守っていけたらと思います。
クライストチャーチで、学生の皆さんが将来の夢に近づくお手伝いをしています。
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