こんにちは。Bright futures Support /ニュージーランド留学Clubです。2月ももう終わり。みんな元気に過ごせていますか?

2023年3月7日は、5年に一度のニュージーランドの国勢調査の日です。この国勢調査は、3月7日の夜にニュージーランドに滞在している人全員を対象に行われる人口その他の統計調査のため、今年に入ってから留学して、ホームステイや寮に滞在している人も関係してきます。ホストファミリーに手伝ってもらってもいいし、国勢調査のウェブサイトは日本語も選択できるので、詳しいことは日本語で確認することもできます。https://www.census.govt.nz/

 それに先駆け、今週から来週にかけて、国勢調査のお知らせの手紙が送られてきます。これは各世帯に一通で、パソコンやスマホででログインするための手順が書いてある通知です。外国人でも旅行者でも、たとえ翌日にニュージーランドを離れてしまう人でも、3月7日にニュージーランドのどこかにいる人は必ず調査には参加することになっています。クルーズ船など、自分の乗っている船がニュージーランドの海域に入っている人も同様です。

パソコンやスマホ利用の場合、まず最初に代表者が世帯の登録をすませると個人のログインができるようになるので、自分の情報は自分で記入して提出しましょう。また最近では稀ですが、家によっては紙の書類で提出する選択をしている場合もあります。その時は、用紙をもらって書きます。紙の書類は、後から係員の人が回収しに来てくれます。いずれにしても、できる限り3月7日の当日の夜(あるいはそれに近い日)に記入し、提出するようにします。

ニュージーランドの国勢調査の特徴は、マオリ族の人は自分のIwi(イウィ=部族)までしっかり書き込むところです。イウィは、その昔マオリの人たちが初めてニュージーランドに渡ってきたときの7艘のカヌーによって分けられているそうです。自分がマオリ族なら、ご先祖様がそのたった7隻のうちのどのカヌーに乗っていたか、わかるようになっているということです。遠い伝説の島から渡ってきたカヌー…なんて、私たちが聞くとどこかおとぎ話のようですが、この国では非常に大事な情報なんですね。

私たち日本人の場合は、人種の項目ではJapaneseはあらかじめ選択できるようになっていなくて、少数派の『その他の人種』のところに印をしてから改めてJapaneseと記入します。国内全人口の中で少ない人種は『その他』ということになりますが、そう考えると日本人って多くないんだな…と思います。
留学生の場合は、今通っている学校の名前を書くところもあります。それから『流暢に意思疎通ができる言語は何ですか』という質問もあります。そこはもちろん”Japanese"と記入…そして”English”のところにも印をつけたいですね!?

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