こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。今日はどんな日になりそうですか?

ニュージーランド国内のコロナウイルス感染者数は、本日4月17日(金)の時点で1,409人。症状が回復した人は816人。亡くなった人の数は11人。新たに感染が判明した人は8人と、とうとう10名を切り、ロックダウン開始後では最少の人数だった。

ロックダウン開始から3週間が過ぎ、公立学校の2学期が始まった。でも外に出ることはできないから、どこの学校も全部オンラインでの授業開始となったんだ。学校の授業といえば、遅刻しないで教室に入り、先生が教室の前にいて、何十人かの生徒と一緒に勉強…というスタイルしか知らないから、パソコンの前でどうやって授業を受けているのかすごく知りたい!というわけで、高校に通っている生徒たちから話を聞いてみたよ。

すべてオンラインに切り替わりましたよ、とは言っても、全部の教科がいわゆるビデオ授業をしているかというと、それは違うらしい。これは先生方にとっても初めての試みだから、それぞれがいろんな工夫をなさっているんだね。学校によっては、ウェブ上の掲示板に学年と教科のタスクが出ていて、”授業の時間の終了までに提出しなさい”みたいな指示が出される形式をとっているところもある。あるいは先生自身からメールが届いて、課題の提出もメールで返す教科もあるんだって。
なるほど…英語による授業にまだ慣れていない留学生が『先生が話す』→『生徒が聞く』が中心のビデオ授業に参加しなければいけないとしたら、けっこう不利で大変かな…と気にしていたけれど、タスクがはっきりしていて自分で黙々と励めばいいのなら、その心配はないわけだ。先生たちのサポートも、とても細やかだそうだ。
でも、質問があるときはそれもまたメールで、となると「先生にメールするのに、この言葉づかいで大丈夫かな…」なんて、教科以外の疑問でも悩んでしまうのがとーってもわずらわしい、という話も聞いた。テレビ画面で質問するのも、急にはちゃんとした言葉が出なくてきついし…。やっぱり、その場にいる友達に「今のはこうすればいいの?」とパッと聞ける方が気楽だし、早いと思ってしまうそうだ。
”音楽”のような楽器などの実技が中心の教科は、デモ演奏の動画も楽譜もネットからダウンロードして、あとは自主練を続ける形式。そういえば”クッキング”と”体育”を選択している生徒は「まだこの科目については案内がないです」と言っていた。たしかに、そういう科目ってパソコンの前でやれることは限られるかも…。もしも来週、国内の警戒レベルが3に下がれば、通学が部分的に開始される可能性があるけれど、こういう教科のタスクはどうなるのかな?まだオンライン授業は始まったばかりだから、来週また続きの様子を聞いてみることにしたい。

教室でみんなで集まって学習…ニュージーランド中の学校が、こうやって元どおりになる日も遠くないと信じたいです。
先生方のサポートのもとで、留学生たちもみんな頑張っています。

こんな国に留学してみたくなったら…ニュージーランド留学Clubにご相談ください。お問い合わせは引き続き承っております。