こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。
クライストチャーチの今日はやっと快晴!週末、お天気はどうなるでしょうか?

ニュージーランドには、先住民族であるマオリ族がお祝いしてきた行事もあるのを知ってるかな?マオリの太陰暦の新年もその一つ。その新年はMatariki(マタリキ)と呼ばれていて、今年は7月13日がその日にあたるんだ。マタリキという言葉は星の名前でもあり、日本では昴(すばる)と呼ばれているプレアデス星団のこと。ニュージーランドでこのプレアデス星団が北東の空に見え始める日がマオリ族のお正月、というわけなんだ。この日は、ふつうのカレンダーによるものではなく、月の満ち欠けで日が決まる。だから毎年、日が変わるんだ。

この日から1週間が新年を祝う期間。どうやってお祝いするのかというと…真冬のお正月(日本のお正月もそうだね)らしく、温かいごちそうを家族や友達と集まってワイワイ食べる。この時期は冬で、作物の収穫があまりない時期だから、昔はパタカという高床式の食料庫に貯蔵してあったものを中心に料理をしたんだって。マオリ族の伝統的なお祝い事のメニューといえば、地面に穴を掘って焼いた石を敷き詰め、その熱で料理をするハンギ…でも、これを今の時代に本式に作ろうと思ったらすごく大変!だから今では、ラム肉のローストにかつてマオリ族の主食だったクマラ(さつまいも)をつけあわせたり、マッスル(ムール貝)を蒸したり、レウェナというマオリ風の揚げパンを作ったり、要するにニュージーランドを感じられるものを大勢で賑やかに暖かく囲むのなら、なんでもいいんだって。食事のあとに、今年の抱負を語り合ったり、星空を見たりするのも、マタリキのお祝いの方法。カレンダーでは一年は半年過ぎているけれど…もう一回「今年は〜」って話してみようかな?ニュージーランド留学

そしてこのマタリキの間は、前の年に亡くなった人々に最後のお別れを言って、空に送る時でもあるのだとか。亡くなった人たちの魂はこのマタリキ星団で星に形を変える。キラキラ輝いて見えるのは、空の上から残された家族の人たちに向けて手を振っているから…という言い伝えがあるんだって。キャンドルを灯して、大事な人たちのことを思い出したり、逆に去年の嫌なことはこの日を境にさっぱり忘れる…というのも、マタリキにするといいことらしい。それから、マタリキには凧あげをする習慣があって、この凧は、地上の人たちと空の上に行った人たちをつなぐ役割をすると考えられているんだ。凧あげのイベントは6月に行われることが多いけれど、なんだか日本のお正月みたいな習慣があって驚くね。

マタリキをお祝いする古い習慣は一度すたれてしまって、今世紀に入ってから改めて見直されたほどだから、この日は国民の祝日ではない。でも祝日に認定しよう…という動きはあるらしいよ。それはこの先、どうなるかな?祝日が増えるのは、もちろん大歓迎だけど。

これがマタリキことプレアデス星雲。ニュージーランドには、マオリ族の言い伝えも多く残っていて、文化を知るのはとても面白いのです。留学するなら、ニュージーランドにしてみませんか?ニュージーランド留学Clubでは、皆様からのご相談をお待ちしております。