こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。

今週末の9月26日午前2時から、ニュージーランドではデイライト・セービングが始まります。土曜の夜は、アナログの腕時計などを1時間進めるのを忘れずに。これで、来年4月まで日本とニュージーランドの時差は4時間となります。これは”夏時間あるある”ですが、「時計を1時間…」ということを意識して「1時間早くなるんだよね〜」と思うと、ついつい時計を戻したくなります。(私だけですか?)でも要注意!デイライト・セービング開始時は時計の針は進めます。英語だと”We lose one hour this weekend"とお互い言い聞かせて間違わないようにしますが、要するに9月に1時間失い、翌4月に1時間取り戻しているという考え方です。”Spring forward,Fall back" という便利な覚え方も聞いたことがあります。直訳すると「春・前に・秋・後ろに」…?となっわけがわかりませんが、英語なら「前に跳ね(spring)て、後ろに倒れる(Fall)」という語呂が良くて意味も覚えやすい言葉にもなるんですね。まちがって前に倒れてはいけません!


スマホやPCの時計は、日曜の午前2時に自動調整されるので、土曜の夜のうちに普段どおりの起床時刻にアラームをセットして日曜の朝に起床すれば、自然と1時間が消えていつもと同じ時間に起きることになり、かえって失敗が防げたりします。でも日曜の朝は目覚ましなんてかけない人も多いですよね。時計の針を進めるのを忘れて寝て、日曜に起きたらスマホの時間とリビングの壁の時計の時間が違うので「わっ!まだ早いんだ!(←本当は違う)」と思う人もいます。

 

日本でこの季節の時間調整の話をするときは”サマータイム”という言い方をしますが、この国で”サマータイム”というと、夏の間全般の話を指すことが多いです。たとえば『夏になるとバーベキューの回数が増えるよね〜』とか『ペンキ塗りは冬場より夏の方が向いているよ』みたいなことをいう時の表現ですね。いわゆる夏時間は、やっぱり”デイライト・セービング・タイム”と言います。デイライトとはもちろん陽の光のことで、セービングは節約…。夏の間は1時間早く1日を始めることで、太陽の当たっている時間をより大事に使うのが”節約”と理解していましたが、明るい時間に活動することで電気を使う時間を短くし、電力も節約しようという考え方らしいですね。

日本で大昔にサマータイムを導入したものの不評に終わったのは、外がいつまでも明るいと暗くなるまで仕事を続けてしまう人がかえって増えたからだとか。太陽さんさんの時間を大事に使うため…となった時に、国民が何の時間を大事にするかが決め手となるのでしょうね。今年も、ニュージーランドのデイライトを、大事に有効に使いたいと思います!

次の4月にデイライト・セービングが終わる頃には、この国の留学生を取り巻く環境も変わっているでしょうか…。将来、ニュージーランド留学を考えているみなさんの夢が、少しでも現実に近づくことを願っています。留学のご相談はニュージーランド留学Clubまで。小中学校、高校、専門学校、大学、語学留学など、ご相談は無料です。