こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。すっかり春のニュージーランド。9月22日水曜日の今日から、オークランドもやっとコロナ警戒レベルが3に下がります。レストランやカフェなどがテイクアウトを開始できます。きっと、マクドナルドやKFC(ケンタッキー)を心待ちにしているオークランダーも多かったのではないかと思います。
オークランドの生徒さんは、残念ながら今学期の残りもリモート学習が基本。10月に入ればすぐスクールホリデー…折角、いい季節になり、いつまでもロックダウンではなかなか調子がでないことでしょう。2週間後にまたレベルが下がり、ホリデーは外出できるようになるといいいのですが…気になるところです。

クライストチャーチでは今、ハグレー・パークの桜並木が満開です。日本とは季節が逆のニュージーランドですが、春に桜が咲くところは日本と似ていて、いつも9月は楽しみなのです。ハグレー・パークは、街のど真ん中にあって、しかもクライストチャーチのシティセンターと同じくらいの面積のある広ーい公園。桜の名所は公園の北のへりに当たるハーパー・アベニュー沿いの遊歩道です。


うすーいピンクの花の下を歩いてみると、一瞬日本でお花見しているような気分になれますが、日本とちがって公園でお酒を飲んだりするのは絶対ダメな国なので、みんなぶらぶらとお散歩するだけなんですね〜。もっとも、日が落ちると相当空気がヒンヤリする気候のクライストチャーチでは、夜桜+宴会なんて考えつく人もいない感じです。暖かいときに日差しを浴びながら歩いて桜を見るのがお花見、と決まっているんですね。しかも、花見客のための屋台みたいなのも全然出ていません…桜と食べ物を結びつけるのは、日本人だけ?ちょっと物足りないです。

そうそう、桜の木の下のピクニックにはカンタベリー大学のキャンパスの方が穴場みたいですね。こちらも今がきれい!学生だけでなく、近所の人も遊びに来ていました。
撮影した時の天気がくもりだったせいもありますが、ハグレー・パークの桜はあまりピンクが強くない色です。花の色が薄いのには気候とかが関係するのかな〜と謎に思って調べてみると、寒いところの桜の方が色は濃くなるそうなんです。クライストチャーチは桜の育つ地域としては暖かい方ということでしょうか?でも、実は桜の木は樹齢が進むにつれて花の色が薄くなるらしいです。そういう意味では、ハグレー・パークの桜はなかなか歴史がありますよ。ハーパー・アベニュー沿いに植樹されたのは1936年、今からなんと85年も前ですね。それは…花の色も年季が出てくるわけです!きれいな中にも、控えめな美しさです。木は立派に育っているので、枝ぶりも見事!

それでは、もうちょっと若い桜を見にいくなら…クライストチャーチ郊外のHalswell Quarry Parkの日本庭園がおすすめです。こちらはまだまだ生育中の桜並木で木も背が低いです。若い桜の木は枝葉を伸ばすことに一生懸命になって花は後回し(!)になるらしく、満開の時期も古い木よりちょっと遅いのだそうです。あっ、それでハグレーのお花見の次の週に行っても間に合うことが多いのか…?次の日曜日あたりまでまだいけそうです!でも、花の色はやっぱりそんなにピンクが強くなかった記憶…なぜでしょう?週末の天気が良ければ、確かめに行ってきます。


できれば来年の桜は、多くの留学生の皆さんにこのクライストチャーチで見ていただきたい。そんな思いが強まります。将来の留学についてのご相談は、ニュージーランド留学Clubまでどうぞ。高校、大学、語学学校など、ニュージーランド留学に関するお問い合わせをお待ちしております。