こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。もう少しで本格的な春になりそう…なクライストチャーチです。

ニュージーランドのコロナウイルス感染警戒度は、8月30日(日)深夜までオークランドはレベル3、その他の地域ではレベル2で続行することになった。31日からはオークランドもレベル2に引き下げだというからそれには少し安心した…けれど、外出するにあたって、今までとは一つだけちがう条件がプラスされる。

その条件とは『13歳以上の公共交通機関を利用する者は、全員が必ず何らかの形で顔を覆うこと』。この条件に関しては、オークランドだけでなくニュージーランド全土が対象になるという。クライストチャーチなら、市バスに乗る時はマスクか、ハンカチやバンダナなどそれに準ずるものが必要になる。
この通達をニュースで見たとき「ついにこの国でもマスク着用が義務になる時がきた…」と思った。日本ではとっくに当たり前のことかもしれないけれど、ニュージーランドではとうとう…という感じが否めない。3月以降のコロナ騒ぎの中ですら、一般人のマスク着用は義務にならなかったこの国。そもそも、もっと前のコロナが関係なかった頃は、日本からマスク姿の留学生がやってくるたび、留学生担当の先生が『ここではマスクはしないほうがいいですよ』とアドバイスしていたものだった。日本では、冬場なら人ごみではとりあえず着用するのがマナー…ぐらいの認識だったマスクなのに、この国では『よっぽど悪いビョーキの人がつけている』というショッキングなイメージを持つものだったんだ。日本からの留学生の場合、逆に『着けないほうがいいですよ』と言われると戸惑う人も多かった。

その状況が一転して、いよいよ密の空間とされる公共の乗り物ではマスクが必要になる。ニュージーランドの場合、都市部の高校生はバス通学の人も多い。そして薬局などで買えるマスクは使い捨てが1枚2〜3ドルと安くはない。これを機会にTシャツマスクの作り方を覚えたり、お裁縫に挑戦してみることになるかもしれないね。

最近は、たとえばスーパーなどの店員さんはマスクをつけていることがとても多くなった。それでも、もともと習慣になかったからか、クライストチャーチあたりだと一般の人で『どこでも絶対マスク!』と思っている人はまだ少数派という感じ。そんな中で見かけるマスク姿の人は、思わず二度見してしまうほどおしゃれなマスクだったりする。派手派手の花柄だったり、いかにも今日のお洋服にぴったり合わせた色合いだったり…服装にこだわる人は、マスクも間に合わせのデザインじゃつまらないのかな〜と思う。留学生のみんなも、スクールカラーに合わせたマスクとか、作ってみる?たくさん作れるようになったら、マスクを寄付するボランティアにも生かせる可能性が…でもそれは人にあげられるほど、上手に作れたらの話かな!?

この国の誰もが今、安全で健康に生活できるよう協力しあって暮らしています。
国境の開く日が、1日も早く来ることを願って…ニュージーランド留学Clubでは、将来の皆様のご相談を引き続き承っております。