こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。日本では、もうすぐ夏休みが終わりでしょうか？

ニュージーランドのコロナウイルス警戒レベルは、今のところ全土でレベル4です。8月27日金曜日に新たなレベル変更の発表があり、オークランド地域は8月31日までレベル4と確定していますが、その後もさらに2週間のレベル４続行の可能性があると告知されました（8月30日にそれ以降の決定があります）。また、私たちの住んでいるクライストチャーチを含む南島エリアでは、8月31日深夜をもってレベルが3に引き下げになると決まりました。南島では、どうにかデルタ株の感染者が出ていない状況なので、レベルが一段階でも下がるなら少しだけホッとできます。でも、そうすると、来週水曜日からは国内でレベルが二つに分かれることになります。

ニュージーランドのワクチン接種率は、まだ23％と低いです。これは接種が開始された当初はウイルスの蔓延がなくワクチン接種の緊急性が低かったことから、世界の中でも順番が後回しになったことが原因といわれています。市中感染者がいないうちに、ゆっくりでもワクチンが行き渡ればよかったのですが…残念ながら今の接種率ではロックダウンの方を厳しくせざるを得ない。ニュージーランドの医療体制を考えると、ロックダウンの施行自体を批判している政党はないのだそうです。

レベルが3に下がるのはもちろんいいことですが、中高生の授業やテレワークが可能な仕事はリモートで継続なので、多くの留学生の皆さんの生活にはそれほど変化がないですね。今またオンラインの授業で頑張っている南島の留学生は、約1年半前にもロックダウンを経験していた…ということになります。いくら前にもやった…とはいえ、英語でオンラインの授業についていくのは大変だし、友達にも会えない、スポーツもできない！と不便なことがいっぱいです。もちろん中には、意外と大丈夫な人もいます。朝は学校まで行かなくてもいいし〜、課題は自分のペースで黙々とこなせばいいし〜、趣味はもともとインドアで〜、という人の場合、ロックダウン明けに「なんだかんだ…ノープロブレムでした」と言われて、ちょっと拍子抜けしたこともありました。

何にしても、制約の多い中でも”自分のペース”が心地よく保てる人なら、乗り切れるのかもしれません。そういえば、前のロックダウン以来すっかり定着したzoomミーテイング（仕事以外にも、大人は飲み会もやってますね）やオンラインエクササイズも、どうにかして不便な状況を切り抜けたい！という思いから生まれて、その中で”楽しく工夫してやっていこう”という方向に進化を遂げているのかもしれないですね。

ニュージーランドでは、今回ロックダウンになってから300件以上の違反通告が警察から出されたそうです。不要不急の遠出やスポーツもそうですが、”スーパーに入る時にマスクをしていない”という理由で罰金（＄300！）を課されたケースが十数件もあったとか。「制限のある中でも我慢しないぞ！」という考え方はもっともでも、賢い工夫はやっぱり必要、そう思います。

世界でも例を見ないほど厳しいロックダウン…テイクアウトもやっていない真っっ暗なファーストフード店なんて、そうそう見ないと思うんですが、どうですか？

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