2011年の2月の地震のときに、高さ63メートルの尖塔が倒壊したクライストチャーチ大聖堂

あれから、6年半がすぎましたが、未だ、そのままの状態で残っていました。

確か、翌年?には、解体して新築するという案が一時決まり、まだ市内中心部の立ち入り禁止期間だったので、”さよなら大聖堂”と街のシンボルにお別れをする機会まで設けられて、私も最後に一目みようと並んだ覚えがあります。

が、市民団体が反対したようで、今日まで、6年半前の姿のままでした。

どなたに聞いても、どうなるんだろうね、としかここ最近言われていませんでしたが、先月、仮設の大聖堂にいったときに、係員に伺うと、この9月には決まる!絶対最終案になる!と伺い、半信半疑でいましたが、先日、本当に最終案が決定!

会議で、”今の建物を修復するのか” ”解体して新築するのか””政府に寄贈”の3案のいずれかの投票をし、”修復”に決定!

費用は、約85億円(1億800万ドル)の見込み、今後10年をかけて修復するようです。

一時、新築案も、これまでと同じ大聖堂を建てるのか、または、同じでも素材を変える案?、または全く違うモダンな再建案もでたり、どうなるのかと思っていましたが、以前と同じ大聖堂が10年後くらいには戻ってくる!と思うとワクワクします。

ニュージーランドに初めて来た日の翌日には、大聖堂広場で写真をとったり、語学学校時代には友達と待ち合わせの場として利用していた大聖堂広場。

2011年まで市内中心部の家に滞在し、大聖堂付近のオフィスビルまで徒歩で通っていたので、ほぼ毎日みていました。

個人的にかなり思い入れのある場所。

完成までには時間はまだまだかかりますが、クライストチャーチの街も大きな一歩を前進したのではないかと思います。