こんにちは…ニュージーランド留学Clubです。今日はどんな日になりそうですか?
3月31日時点でのニュージーランドのコロナウイルス感染者数は648人(感染したかまだ疑わしいケースも含む)。症状が回復した人は74人。そして、亡くなった人は、1名のまま変わらず。
ニュージーランドはロックダウンが始まって7日目。みんな家にこもっていて、家族以外の人とは基本顔を合わせない。それぞれが家を一つの保護膜みたいにして、自分たちを守っている…その状態の家のことは、英語で”バブル”と呼ぶんだね。みんながシャボン玉に住んでいる…なんて童話みたいだけど、実際はファンタジーとは程遠い!1週間もたてば、この状況に慣れるか…というと、やっぱりそうでもない…。
オフィスワークが家でできる職業の人は、まだいいのかも。でも4週間という長い時間を、職場で働くことに向けられなくなった人はというと…何もしないなんてこと、人間にはそうそうできないものらしい。多くの人がいてもたってもいられなくて、ここぞとばかりに手間のかかる料理をしたり(知人はギョウザを何百個も作った)、おとなしく自分ちの敷地だけでマウンテンバイクを乗り回したり(この国の場合、敷地とは裏山一帯のことだったりする)、集合住宅の人はベランダに出てロックコンサートをしたり(他の住民が窓から首を出してニコニコ聞いていたけれど、迷惑〜)みんなそれぞれに時間の有効活用に一生懸命だ。
ちょっと前にスーパーの小麦粉の棚が空っぽになったから「この国の人は、いざという時コメじゃなくてパンなんだな〜」と思っていたが、この現象は来るべき食糧難に備え…というよりは、子どもたちとのお遊びのためでもあるらしい。いつもは手作りなんかしないケーキやマフィンを、家で退屈そうにしている子どもたちと作る人も急増しているんだって。6キロ入りの小麦粉袋も売り場から全部消えた…みんなそんなにケーキ作って大丈夫なのかな、家から動かないのに!
それから、DIYの盛んなこの国では、この機会に家中のペンキを塗り替えよう!と企てたり、もともと熱心なガーデニングにますます心血をそそぐ決心をする人もたくさん。きっとロックダウンが終わる頃には、不動産価暴上がりの家々がそこかしこに…しばらく経済難で家自体が売れなくなるかもしれないけれど、そんなことはどこ吹く風⁉︎本当にこういう時、この国の人たちってある意味すごく真面目だと思ってしまう。家にいても、全然片付かないし不動産の価値もサッパリ上げない私みたいなのは、立場がないのである。今朝のお散歩は、9時前にして広い公園独り占め…みんなバブルの中なのかな。ちなみに、家族のメンバーで外を散歩するのも”Walking in the bubble"と言うんだって。
ニュージーランドでは今、ホストファミリーの”バブル”の中で守られている留学生がたくさんいます。あなたも留学、考えてみませんか?ニュージーランド留学Clubへお問い合わせください。