こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。みなさん、安心して暮らせていますか?

4月1日時点でのニュージーランド国内のコロナウイルス感染者数は797人。病状が回復した人は92人。亡くなった方は増えずに、1人だけ。

自宅にいる時間が多くなるということは、自然と食事にかける時間が長くなるということ…だったりする。ちょいちょい戸棚をのぞいてお菓子をつまんだり、ちゃんと晩ごはんを食べているのに、夜食の時間が新たに導入される運びになったり…。でも、家にある食べ物を食べ尽くしてしまったら、最近ちっとも楽しくないあの買い物にまた行かないといけない…そう考えると、ムダに食糧を減らす気もなくなる。その気持ちがダイエットにつながるかな…とはならないね。

どうせ”食”に時間を費やすなら、クッキングをしよう。また食材が減る?でも作ったものはちゃんと形になって残るし、「これを作るのにあれだけ時間がかかったな」とか「意外とバターと砂糖の量、すごくないか?」と思うと、大事に食べるんじゃないかな(それも多分ない)。

せめてクッキングの時間はムダにしないようにしたい、というわけで、英語のお料理本を紹介してみるよ。それも、ニュージーランドで一番有名、一家に一冊と言われるEdmonds Cookery Bookだ。レシピの英語なんて簡単すぎる?でも真面目に読んでみるとけっこう知らない単語が出ていて、いつの間にか辞書も使っていたりする。なにしろ、一か所でも読み飛ばしたり意味を間違えたりしたら、得られるものは見るも悲しい失敗作だ。見た目だけならともかく、味も…!これは真剣にならざるを得ない。この本の材料の計量は、基本的にカップとスプーンでできるようになっているから手軽に作れる(料理用を持っていない人のためのガイドも付いているよ)し、この手軽さがニュージーランド式の料理のよさでもあるんだ。

Edmonds Cookery Bookは、1955年に初版が発売された、歴史の長い本でもある。時代のニーズに合わせて改訂が重ねられて、今出ているのは、第60版(2016年版)。最近になって「世界の料理」のページができたけれど、この本で大事なのはあくまでこの国ならではのおかずやお菓子の作り方がいっぱい出ているというところなんだ。ニュージーランドの料理と、食べ物に対する人々の考え方を知る上でも、面白い本だということだね。今は本屋さんに買いに行けないけれど、Edmonds(ニュージーランドの食品メーカー)のウェブサイトに行くと、この本のことやレシピも出ているよ。

うちにあったのはこの3冊。一番古いのは1950年代の刊行でおばあちゃんが使っていた…と言いたいけれどアンティークショップで見つけたもの。真ん中は仲良しのフラットメイトから誕生日のプレゼントにもらった1993年版。(現役だけどいつの間にか古くなった…)。そしてうちで一番新しいのは、かつて政府が移民者向けに開講した”ニュージーランド講座”のテキスト(!)に含まれていた1999年版(これも古いね)。ホームステイしている人のうちにも、多分一冊はあると思うよ。

ニュージーランドの文化にふれるとき、実は意外と料理もはずせないカテゴリーです。ホームステイで、大好きな一皿に出会えるかもしれません。

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