こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。6月に入ってからのクライストチャーチ、冬らしい気温になってきました!

コロナ禍のロックダウンで、学校やほとんどのビジネスが閉鎖状態になった時期は「人間という人間が全員家の中にいると、世の中こんなに音がしないものかな?」と思うくらい辺りが静かだった。しばらくその感じで暮らしていたら、音がする方が不自然に感じるようになって、たまに車が一台通るだけで「うわっ、うるさい!」と思ったり、ふだんは気にならない程度の排気ガスの匂いも異様にくさーく感じたり。今は社会活動がほぼふつうになって、車でも何でもがどんどん行き交うようになったし、人が生活している音も当たり前に聞こえてくるようになった。でも、あの音や匂いがない状態だった日々を思い出すと、恐ろしく清らかな環境で暮らせていたと思う。しーんと静まり返った中に、びっくりするほど澄んだ鳥の声だけが”鳴り響く”朝…大げさに言っているわけではなくて、本当にそんな朝があったんだ。ニュージーランド語学留学

ニュージーランドという国は自然が豊かなことで有名だから、もともといつもそんな感じでしょ?というイメージもあるけれど、ふだんの生活ではそこまで清らか…は無理だと思った。特にクライストチャーチはそこそこの規模の町だ。どこに行っても人がいるし、いつも何かの音がしている…あの環境を二度と味わうことはないだろう。ニュージーランド語学留学

そんなことを思いながら、先週リカトン・ブッシュのファーマーズマーケットに出かけたんだけれど…。出店にばかり気を取られていてうっかり忘れるところだった。リカトン・ブッシュの遊歩道に行ってみたら、あの清らかな空気がまた吸えるかも!というのも、リカトン・ブッシュは、ここクライストチャーチに人々が住み始める前からの原生林がそっくり残っているエリアなんだ。

その原生林のエリアは、散策のためには誰でも入れるけれど、しっかり柵で覆ってあり、重い門を開けて出入りことで外的環境との影響を受けないようになっている。”カヒカテア”(ホワイトパイン)と呼ばれる高い高い木々の林で、一度そこに入るとものすごく静か。その林のすぐ外は住宅街だし、ショッピングエリアの大通りもあるから交通量もすごい。なのに深い緑の木々の間の道には、そういう音はほとんど入ってこないんだ。当然、空気もしっとり清らか…。とても不思議だけれど、樹齢が300年とか600年とかいわれる木(クライストチャーチで一番長生きの木も…)しか生えていない環境に、一瞬ですうっと入れてしまうよ。

 

 

静かな静かな、きれいな空気の空間…そしてただ聞こえるのは鳥の声…。ロックダウン中の環境にはもう戻れないし、戻りたくもないけれど、ちょっと公園の奥に入れば、こんな太古の世界に戻れてしまう。モールで買い物したあとに、パッと体験してみない?



クライストチャーチ・ボーイズ高校やミドルトン・グレンジ、カンタベリー大学のすぐそば。こんなところにもひょっこり大自然が…。クライストチャーチでは、こんな体験もすぐできるんです。留学のお問い合わせはニュージーランド留学Clubまで、お気軽にどうぞ。