こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。今日も元気に過ごせていますか?

ニュージーランドの学校は公立でも私立でも小学校から制服があるのがふつうで、小学校から義務教育が終わるYear12(高校2年)までは、みんな制服で通学することになっている。特に、女子の留学生なら「できれば制服のかわいいところがいいな〜」なんて思ったりするだろうね。ニュージーランドは、4月からのTerm2と7月からのTerm3は冬服。その、冬の制服を初めて見せてもらう時…びっくりすることがあるんだ。

スカートが…長い!長すぎる!ひざ下なんてものじゃなくて、もう地面についちゃうんじゃない?というような長さ。日本の制服は冬服でもスカートが短めなのが主流だし、それがかわいいとされている。だからつい「ええ〜こんなの、なんかかっこわる〜」と思ってしまうんだね。でも、本当を言うとこれは”スカート”じゃない。”キルト”といって、スコットランドの伝統衣装が元になっているんだ。タータンチェックの厚手の生地で、それをぐるっと腰に巻く…。そうそう、スコットランドのバグパイプという楽器の演奏者が着ている衣装があるよね、あれが”キルト”。ニュージーランドの女子の制服は、昔からのスタイルでキルトを採択しているところがあるんだ。学校によっては、ふつうのスカートとキルトのどちらかを選べるところもあるけれど、キルトの人気も根強いんだって。

そして最初は「長すぎるよ〜イヤだよ〜」と言っていた日本の生徒たちも、朝が寒くなってくるにつれて、キルトのありがたみが身にしみてくるようになる…。「この間、起きたらすっごく寒かったので、パジャマのズボンを履いたまま上にキルト巻いて学校行っちゃいました!」なんて言っていた子もいたよ。キルトってそれくらい長いから、下に何か履いていても全然見えない、っていうことだね。さすがにクライストチャーチあたりだと、昼間は冬でもけっこう暖かくなるから、絶対パジャマは重ね着しすぎで後悔すると思う…けど?

それに”長いとかっこ悪い”なんてことは全然なくて、みんな似合うよ。この国らしい制服を、日本人の生徒たちがきちんと着こなしている姿を見るのはなんだかうれしい。ニュージーランドの学校生活をしっかり楽しんでいる感じがするからかな。


もしも留学したら、どんな制服が着てみたいですか?ニュージーランド留学Clubは、将来の皆さんの勉強を応援しています。