こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。8月です!日本は、いつもとちがう夏休みかもしれませんね。

ニュージーランドは南半球で、日本とは季節が逆。そうすると、日本が暑さ真っ盛りの8月、こちらはどうなるかというと…8月の入り口の今週は、まだまだ冬っぽいかもしれない。クライストチャーチではやっぱり冷え込む日があるし、学校のスノープログラムで近郊のスキー場に出かける人も大勢いるね。でも、日本でいうお盆の時期の8月半ばを過ぎた頃になると、今までの冬景色がぐんぐん次の季節への移り変わりをみせてくるのが今の時期!クライストチャーチは、別名で”ガーデンシティ”と呼ばれるくらい街の中の庭園がきれいなところ。春先の、ちょっと日差しが明るくなってくる頃には、それまで枝だけで寂しかった木に花が咲いてきたり、カルガモの赤ちゃんがエイボン川を泳ぎ始めたり…こういうことが一気に起こるのが、8月の一番最後の週なんだ。

そうは言っても、今はまだ8月が始まったばかり。週末の市場は、なかなかの人出だったものの、ほとんどの人がモコモコのダウンを着て、あったかいコーヒーを手に歩いていた。やっぱり冬を乗り切るまでにはあと少しかかるかな…そう思って小川の端に出てみたら、ちょっとだけ春を感じる景色を発見できた。何もなかった地面に、スイセンの花がもう咲いていたよ。

スイセンの花が盛りを迎えて、街の公園や花壇があざやかな黄色でいっぱいになるのは、それこそもっと8月の後半。でも、よく日の当たるところでは気の早いつぼみが「もう大丈夫!」と言っているみたいにポッ、と開きはじめている。本当にもうこのまま春になるといいな…。ロックダウンが解除されて、みんなの通学や通勤が徐々に元どおりになったのが5月の半ばぐらいから。そこから季節は冬に入って、本当の冬〜という時期は2ヶ月とちょっとだった。でも7月には2週間のスクールホリデーがあるから、そこの期間は少しだけ寝坊ができた、という人も多かったよね。新学期も、寒さで学校までの歩きがキツイ…と思う朝が続く…というわけではないんだ。クライストチャーチの冬=ニュージーランド北島に比べると寒い、という印象を持っている人もいるけれど、どうかな?寒い時期は決して長くないし、雪が降ったとしても一年に一回ぐらい。たとえ降っても積もったことはほとんどない…イメージに比べて、そんなに大変だとは思えないのがこの地域の冬、と言える気がする。

そんな風に前向きな考え方になれるのも、このちょびっとだけ顔を出したスイセンの花の存在があるからなのかな?冬の終わりは、こんな小さい黄色の花からも元気がもらえるから不思議。これがだんだん増えていくから、街全体も、なんだか元気になっていく…クライストチャーチの8月は、いつもそうやって明るい方へと季節が移っていくよ。

まだ冬の名残でも春はもうすぐ…のクライストチャーチ。将来のことも明るく考えたいですね。ニュージーランド留学Clubでは、皆様からのご相談をお待ちしております。