こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。師走の毎日、走るように過ぎていきます!

最近はクライストチャーチの街の中にいく用事がある時は、あちらこちらでペンギンのオブジェを探してしまいます。夏の間だけの展示物だし、一体ずつが違うデザインなのでやっぱり気になります。

先日は図書館の中でBuzzy Bee(バジー・ビー)のペンギンを発見。すごい色ですね〜。しかも、もともとのBuzzy Beeは”ミツバチ”のキャラクターですから、いろんな意味で不思議なオブジェなんです。でも、ニュージーランドの人でBuzzy Beeを知らない人はいないので、すごく見覚えのあるアレがペンギンになってる…と思わず笑ってしまうんですね。


そして本物のBuzzy Beeはこれです。木でできた(最近はプラスティック製も多い)ミツバチで、ニュージーランドを代表するおもちゃです。おそらく、この国で誰かのところで赤ちゃんが生まれたら『あっ、Buzzy Beeをプレゼントしようかな!』と真っ先に考えるような存在でしょう。実に年間20,000個〜30,000個のBuzzy Beeが子どもたちの最初のお誕生日の贈り物に選ばれているそうです。

Buzzy Beeがこの国に登場したのは、今から80年前のこと。戦時下で子供達のおもちゃの輸入にかなりの制限があり、国産のおもちゃの生産が必要になった時に生み出されたものらしいです。9ヶ月ぐらいの赤ちゃんがターゲットだそうで、鮮やかな色合いやひもがついていてひっぱれること、動く時に音が鳴ったり、羽根が回ることが小さい子供たちの知育につながるのだとか。この国ではあまりにも当たり前に目にするものですが、長い間の人気には、ちゃんと理由があるわけです。今ではテレビアニメもあり、お店にいくとオリジナルのおもちゃ以外にもベビー服や食器などのグッズが並んでいます。でもまさか、ペンギンにまでなってしまうとは!デザインを考えた人の発想がすごいです!

この後もまだまだ、クライストチャーチのペンギン探しを続けます。夏の街歩きが、ますます楽しくなりそうです。それでも知らないことがいっぱい。将来クライストチャーチに留学に来る方々にも、いろいろ知っていただきたいです!ニュージーランド留学Clubでは、皆様からのご相談をお待ちしております。