こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。夏時間もあと1週間とちょっと…のクライストチャーチです。

クライストチャーチにはいくつか博物館があるのですが、有名なのは歴史や生物、地学方面の展示が中心のカンタベリー博物館だと思います。こちらはシティセンターにあるし、入場無料だから一度は入ったことがあるという人も多いでしょう。もう一つの入場無料の博物館は、郊外のWigram地域にあるAir Force Museum(空軍博物館)。こちらはニュージーランド空軍関連の資料と展示が充実した、要するに、飛行機や航空関係に興味がある人にはうれしい博物館ですね。実物の戦闘機の展示も迫力があり「ここでこんなものにお目にかかれるとは…」と目を輝かせる人もいます。

そんな空軍博物館ですが、常設展示室とは別に企画展などを開催するスペースがあり、このたび飛行機とは関係ない西洋絵画の巨匠・ゴッホの展示があったので、行ってみました!こういう特別展示はだいたい有料で、今回は時間により入場制限もあったりしました。時間で区切るなんてそんなに混むのかな…とやや心配でしたが、映像パフォーマンスの開始時間が決まっているので、それに合わせて入れるようにという配慮だったようです。
そんな感じで"Van Gogh Alive" というこの展示は、いわゆる絵画の展覧会ではありませんでした。でも入ってすぐのスペースは、ゴッホの有名な作品のパネルとその解説が貼ってある展示だったので「え〜、これだけ?」とちょっと焦りました。有名な”ファン・ゴッホの寝室”に描かれた絵の部屋がそのまま再現されている…みたいなセットもあって、中に入って写真を撮ったりできるのですが「ううーん…Aliveってこういう意味…?」とまたまた疑問に!

でも、その部分はいわば前フリだったので安心しました。本編の映像の展示は「こういう見せ方もあるんだ!」と目を見張るような、なかなかの”体験”だったんです。誰もが知るゴッホの絵画の数々を、たくさんある大型のスクリーンで見ていきながら、その絵の世界に自分がすーっと入っていけるような…。なんとも言い表し難くてうまく書けませんが、星月夜や葡萄畑など、ゴッホの描いたあの景色の中に自分がいるのが不思議でした。最初は「やっぱり本物の絵がニュージーランドまで来るわけじゃないし〜」などと見くびっていましたが、これは展覧会じゃなくて、未体験のショーなのでした。そしてついつい長居…してしまいました。見にきていた子供たちも、驚きながら…あのゴッホの絵の中で遊んでいましたよ。

市内にあるユニークな博物館で、思いも寄らない体験!クライストチャーチは意外といろいろなことができるところです。将来の留学もぜひこの街で。皆さんの夢を応援します。ニュージーランド留学Clubでは、留学のご相談を承っております。お問い合わせはこちらまでどうぞ。