こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。もう4月…ということは、土曜の夜で夏時間はおしまい。時計の針を1時間戻すのを忘れないように…間違って進めてはダメです。時計が2時間もずれたら…大変です!
今週末はイースター休暇でもあるので、金曜日から来週の月曜日まで、学校や多くのオフィスなどはお休みになります。そうそう、ふだんはクリスマス以外ほとんど休みがなくて年中無休のような感覚のスーパーマーケットですら、聖金曜日(グッド・フライデー)と日曜日(イースターサンデー)は閉まるので要注意です!イースターはイエス様の復活を祝う期間なので、キリスト教徒にとってはクリスマスと同じくらい大事な行事なのですね。
この国ではやはり宗教行事としてイースターを祝う人も多いですが、子供たちにとっては”チョコレートがたくさん食べられる日”という認識だったりします。というのも、お祝い用の卵(新しい命の誕生とか、再生を意味するアイテムです)がチョコレートで作られているから!たしか…イースターに日本の教会に行くと、色をつけたり絵を描いたりしたゆで卵が配られていたと思うのに(注:横の写真が日本のイースター用のゆで卵、下がニュージーランドでよく見る卵やウサギ型のチョコです)、この国ではゆで卵でお祝いしているのをほとんど…いや、一回も見たことないです。その代わり、チョコレートでできた卵を、みんな何の疑いもなく1ヶ月ぐらい前から買い集めて(1個じゃないんです)イースターのプレゼントにしたり、みんなで集まる時に食べたりします。やっぱりそれがゆで卵だったら、そうそうたくさん食べられないからでしょうか…もらっても困っちゃいますし。チョコレートだってどうなのよ?と思いますが、卵より保存がきいて喜ばれるもので…と知恵を絞ったら、考え出されたのがチョコレートだったのかもしれません。
本来なら、クリスチャンにとってイースターサンデーに至るまでの40日間は”肉を食べてはいけない”とされていて、卵も乳製品も口にしてはいけないものに含まれていたそうです。イースター・エッグやホットクロス・バンズはその期間があけたら初めて食べられるものだったらしいですが、最近はそこまで厳格にきまりを守ることはないようです。というか…けっこう早めに買える便利さもあって、小さい卵のチョコなんかはイースター前にふつうに食べちゃってる人、いますよね?ホットクロス・バンズも…買ったらすぐに食べています!そして、今週末もしっかり食べます!イースター・サンデーのお祝いの食事は、人々の幸せを祈りながら食べるものらしいですから、それは守りましょう!?
今年は、人も自由に集まれる中でのイースター休暇。ホストファミリーと旅行に行く人もいるかもしれませんね。日本と違う時間が流れる国。
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