こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。カナダでは観測史上最高気温の47.5℃を記録して、日々記録を更新中…というニュースを見ましたが、クライストチャーチは冬景色の日々なので不思議な感じです。

よく『北海道の旭川と緯度が同じ』という話になるとクライストチャーチは寒そう!といわれてしまうのですが、ここの最低気温は東京と同じくらいなんです。冬らしい気候というのはもちろんあります。霜が降りる朝もあるし、外を歩くときはコートがあったほうがいい。それでも、過ごし方次第で比較的楽に乗り切ることができると思っています。

ホームステイをしていると、夕食後の一人の時間が一番集中できるから、その時間に部屋で勉強を〜と思いますよね。ところが冬場はリビングルームに比べると、自室はイマイチ暖かくない…ということも多々あります。以前「夜、短めにシャワーを浴びるだけで寝るので、ベッドに入っても暖まれません」という相談を受けたことがあり、簡単にシャワーを長引かせることなく、電気代も心配しないであったまる方法はないか?と考えたら、すぐに思いついたものがありました。

自分でもホームステイをしているときに知ったのですが、こういう時に役に立つのがホット・ウォーター・ボトル(湯たんぽ)です。これがニュージーランドではけっこう一般的なもので、名前を縮めて”Hottie(ホッティー)"ともよばれています。ボトル…というとビンを思い浮かべますが、これはゴム製で、中にお湯を入れるようになっています。見た目は、小さい頃熱が出た時に使った氷枕にそっくり。最初にホストマザーに「寒い時にはこれを使ってね」と言われたときは「え〜なんだろう氷枕??」と思ったぐらいなじみもなかったのに…これが、ホカホカで使い勝手がいい!ベッドに入れておけば足元があったまり、お腹が痛いときはちょっとお腹に当てておくと楽になります。あと、部屋で勉強する時も膝に乗せたり、足を置いたり、使い道はいろいろあります。これがいいのは、電気毛布やヒーターのように光熱費を気にしなくていいこと。一回お湯を沸かせば一晩使えます。お湯の取り扱いだけは注意しましょう。そして、かわいいカバーがいろいろあるのも好きです。そのまま使うと熱もダイレクトに伝わりすぎるので、カバーがおすすめです。

それからもう一つ、ホッティーと似た感じで使えるものに”ウィート・バッグ”があります。これは、ウィート(小麦)の粒が布の袋に入ったもので、電子レンジで温めて使うカイロみたいなものです。大小サイズがすごくいろいろあって、これも電気代の心配がなく体に優しい!とてもポピュラーなのでよく手作り品がクラフトマーケットなどに出ていますが、薬局でも買えます。日本だと使い捨てカイロがあるのに〜!と思うところを、エコな感じで乗り切るとしたらウィート・バッグがいいですよ。もしかしたらホストファミリーも持っているかもしれません。

ちょっとした工夫で冬も楽しく暖かく!地元の人の知恵も大事にして暮らすと、発見がいっぱいあります。早く国境が開いて再びたくさんの留学生を迎えられる日が来ることを願って…ニュージーランド留学Clubでは、将来の留学のご相談を引き続き承っております。