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ニュージーランドのコロナウイルス警戒レベルは、5月14日木曜日からレベル2に引き下げられることになった。学校への通学は18日月曜日からの開始になる。木曜から準備に入って、来週に備えるということだね。ロックダウン中はリモート学習という、いつもと違う勉強のやり方に戸惑った人も多かったと思う。

パソコンによる授業は、学校で教室に座っていればとりあえずなんとかなる、というのと違って、自分の存在感や授業への貢献度を示すのに工夫が必要だった。たとえばパソコンでサインインができていなくて出席を確認してもらえなかったとか、課題の提出の方法を勘違いしていて、出したのに先生に届いていなかったなどのトラブルもあった。英語の指示を誤解していて失敗…これは自分もくやしいし先生方も「大丈夫かな？」と思われただろうし、お互いに慣れない中で大変だったね。でもこれって逆に考えると、失敗が自分と先生にしか知られないから、クラスで恥をかかずにすんだのは助かったってことかな…。だけどやっぱり周りに友達がいて、いろんなリアクションを間近に感じる…それが学校の良さだよね。もうすぐ、そういう環境に戻れるね。

さて、レベル2になると、学校の再開以外にも今までできなかったことが大幅に解禁される。オフィスへの通勤もだし、モールでのショッピングも、レストランでの食事も、10人以下ならパーティーを開くのもできるようになる。ソーシャルディスタンスは大事だけれど、ずいぶん行動が自由になるね。そうなると…みんなが真っ先にやりたいことって何？という質問を朝のテレビでやっていた。「地方で一人暮らしの家族に会いたい」これはごもっとも！でも、一番やりたいことは”ヘアカット”という人が大勢いたんだ。

そういえばみんながバブルの中でじっとしている間も、髪だけは伸び続けていた…。美容院はやっていないし、さてどうするか？ヘアカットは、料理と並んで、誰もが家で間に合わせようと急に頑張ったことだったらしい…。電動バリカンがネットでよく売れたというのはわかる。テレビでも”あなたのモップ（頭のことね）のご家庭でのお手入れ方法”を特集していた。そしておうち動画には『やけになってこうしています』みたいな場面として、台所から持ってきたボウルを頭にかぶせて、はみ出た髪をふつうのハサミでジョキジョキ…というのもアップされていた。こういう時にあのボウルを頭に乗せるのって、誰が考えたのだろう？面白いけれどまずうまくいかないだろうね。髪型がうまくいかないだけじゃなくて、勇気と友情でトライしてくれた大事なフラットメイトとの仲にヒビが入ったり、本当に散々な目にあった人が多かったみたいだ。
その美容院も、いよいよ今週から再始動。来週から出勤、通学の人、頭が”モップ”になっていない？私は今日電話をして、予約を入れます！

私の美容師さんは、日本人でクライストチャーチのAra Institute of Canterburyで美容師の資格をとった人です。ここでは、英語に続いてあと何か…資格の勉強もできるんです。
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当オフィスも、5月18日（月）から再開いたします。