こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。
今日はいい天気のクライストチャーチ!気がつけば秋です。

ついにコロナウイルス警戒レベルが2に下がって初の朝。今日からは、人がどんどん街に出て買い物を…始めるのだろうか?さすがに人ごみにまぎれる勇気はちょっとないけれど、それは誰もが同じだと思う。でも、混んでいないところに座ってプロの人が作ったものをいただけるなんて、それができるだけで本当にありがたい気持ち!外食は我慢、買い物は我慢、人と接するのは我慢、遠出も我慢、思う存分仕事をすることすら我慢…みんなけっこう我慢をしていたね。ゆっくりと、日常生活を元どおりに…欲しいものを買いに行くことだって経済を蘇らせる手段、そう考えてがんばろう(ちがうかな)。

ロックダウンの間も、買い物はネットショッピング、人と会うのはオンラインミーテイング!と、我慢より工夫を選んだ人も多かったかもしれない。今までとは発想がちがうだけで、まあまあ近いことをやろうとしたわけだね。仕事や勉強も、オンラインが活用できて本当によかった…が、その反面、絶対にネット上でできないことももちろんあった。

ニュージーランドの秋の庭では、フルーツの木がいっぱいに実をつける。ただ庭に木があるだけなのに、勝手にたわわに実がなるものも…。その代表が”フェイジョア(Feijoa)”だと思う。ニュージーランドでは誰もが知っているこの木の実、庭で育てている人がすごく多いんだ。今の時期、本当によく実るのでどんどん摘まないと大変なことになる。当然、自分の家だけでは食べきれない量がとれるから、スーパーの袋(もうこの国では使用禁止だからそれぐらいの大きさの袋)をぎゅうぎゅうにして毎年近所におすそ分けをするのがお決まりなんだ。それが今年は、誰の家にも持って行けないし、取りに来いとも言えないし…。しかも今年は豊作の当たり年で、どう片付けようかと頭を抱えていたのだそうだ。

友人の家にもやっぱり大きな木があって…レベル2になった途端にうちにもおすそ分けが!いつもならもうとっくに届いているはずだったけれど、今年の遅れは事情が事情だけに仕方がない。袋にいっぱいのフェイジョアは、皮の表面がすでにシワシワになっていた。でも、このフェイジョアというフルーツ、とれたてで食べると実がかたくてなかなかにすっぱい味がするものなんだ。だからシワシワになるくらいが本当は食べごろ。よかった、結局、間に合ったのだ。

袋にいっぱいで全部食べごろなんてかえって困る?それも問題なし。フェイジョア入りのケーキを焼くには、一度に10個は必要なんだ。だからいくらもらっても全然大丈夫。あっ…でもみんな今年は家でケーキを焼くのには飽き飽きしてるかな?そっちの問題があったのか…!

来年の今ごろは、ニュージーランドでフェイジョアを食べてみませんか?ホストファミリーのおうちにも、この木があるかもしれません。
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