こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。この時期にまとまった雨が降ると冬が近づく気が…するかと思ったら、週明けの雨の後、なぜか少しだけ暖かいクライストチャーチです。
今年4月にニュージーランド、オーストラリア間の”トラベル・バブル”が開始され、両国間に限り、管理隔離の必要ない渡航が可能となりました。これにより観光、ビジネス出張などの短い旅行ができるようになったのですが、5月17日からはこのトラベル・バブルがクック諸島まで拡大となりました。
クック諸島とは、オークランドから北東に3500kmの距離にある、太平洋に浮かぶ島々のことです。ちょっと調べてみたところ、独立した国として内政は行われているようですが、国民はニュージーランドの市民権とパスポートを持っていて、国防や外交の最終責任はニュージーランドが有している…とありました。
クック諸島の産業の7割は観光業で、コロナ禍で渡航者がいなくなったことによる経済的な大打撃を受けました。クック諸島…といってもパッとイメージが浮かばないかもしれませんが、ラロトンガ島やアイタツキ環礁は、ヤシの木にきれいなブルーの海、サンゴ礁といった、まさに太平洋の楽園〜みたいなところです。ニュージーランドの人たちにとっては、言葉も通じるし通貨も同じで近場の”楽園”ですから、ニュージーランドが寒くなったら一番お手軽に遊びに行けるあったかい観光地でもあるのです。
一方で、産業の少ないクック諸島からは、仕事を求めてニュージーランドに渡ってくる人が多い。しかもクック諸島とニュージーランドは双方でコロナウイルスの感染の抑え込みには成功しています。双方の経済効果をかんがみても、渡航の正常化が切望されていたんですね。
この先、ニュージーランドは冬になります。冬でもそんなに寒くないエリアも多々ありますが、クック諸島で常夏のホリデーを…と思ったら、居ても立ってもいられない人がいそうです。オーストラリアのトランスタスマンバブルに続き、このクックアイランド・トラベル・バブル開始も成功するかどうか…ぜひともうまく行ってほしいです!
今日の写真は、自分で撮った写真ではありません…まだ実際にはクック諸島に行った事がないからです(泣)しかし、楽園という言葉がぴったりな…こんなところ行く機会があるだけで、夢のようです。今回の措置で、クック諸島の観光が盛り返すといいですね。
南の島のホリデー…じゃなかった、ニュージーランドから行くときは北の島のホリデー、将来あなたにも機会があるかもしれません?ニュージーランドの近隣の国との関係も興味深いところです。
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