こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。もう1月も後半!スクールホリデーも終わりが近づいています。新学期の準備は…していますか?
現在、ニュージーランドのコロナウイルス警戒対策は”信号機システム”によって基準が決められています。警戒度の強い順にレッド、オレンジ、グリーン(日本語で言う赤・黄・緑ですね)という段階に分けられており、詳しくはこちらのサイト(日本語)で確認できます。1月に入り、全土がオレンジになったのもつかの間、オミクロン株の市中感染例が確認されたことを受けて、1月23日深夜より全国がレッドに移行となりました。(コロナウイルスに関するニュージーランドの状況はこちらのページでご案内しています)今回のオミクロン株感染例は、オークランドで広がっているほか、南島のネルソン・マルボロ地域およびその他の場所で広がっている可能性があるとのことです。
警戒度としてはレッドが最高ですが、今回はロックダウンは施行されません。『今までと同様の生活を送ることができるが、オミクロン株の蔓延を遅らせることを目的にした制限を設ける』ということで、レストラン、カフェは営業可能でも、入店できる人数が制限(屋内は100人まで)されます。集会の開催についてはワクチン接種済みか未接種かで人数制限が変わってきます。また商店、公共施設では、面積を基準に一度に入れる人数が設定されています。気になる学校(教育施設)に関してですが、これまで12歳位未満の児童についてはマスク着用は不要とされていましたが、レッドの基準では4年生(Year4)以上は校内ではマスクの着用が求められるなど、より安全対策が強化されます。ついに、子どもたちにもマスク!コロナ禍になる前は、日本からの留学生にも「この国でマスクをつけていると不思議な顔をされるから、学校でもあまりつけないようにね」などとアドバイスしていたのが、すっかり昔の話になりました。
全国のレッドへの移行が発表されたのが移行当日のことだったので、ニュースを聞いたときは「エッ!今夜から、ってすごい急!」と驚きました。それに”レッド”という言葉の響きがやっぱり怖くて、またガチガチに不便な生活になったらどうしよう…と思いましたが、レッドの条件を見たら、今回はできる限り日常生活に影響を与えないままで、それでも感染の拡大を遅らせる努力をしよう、という方針らしいので、それぞれが感染対策に今まで以上に注意するのが大事なようです。
実際、オレンジがレッドになったからといって特にクライストチャーチでは急に買いだめに走ったりする人が多くなったりはしませんでした(ちょうど発表があった後に買い物に行ったのですが、混み具合は普通でした)。旅行に関しても、特定の地域からの出入りの制限もありません。旅行の理由を問われることもなく、とりあえずワクチンパスを持っていれば問題なく行動できるところがほとんどのようです。ジムなどの屋内のスポーツ施設も、規模の大きくないところは通常どおり開いているので不便は感じないような…。ただし、来週から学校が始まったら、大人数の集会や行事、校内で開かれるコンサート、スポーツの練習などに制限が出る可能性があります。せっかくの新学期ですが、生徒が頑張っていることの発表のチャンスが減ったり、応援にいけないなど支障が出てくるのはすごくもったいないです…!でもここでまたグッと我慢、それぞれにしっかり対策をとって、オミクロン株が猛威を振るわないのを祈るのみです。
ニュージーランド留学Clubでは、ニュージーランドの小・中学校、高校、専門学校、大学への留学、語学留学に関するご相談を承っております。お問い合わせはこちらまでどうぞ。