こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。今日も、お元気ですか?

ニュージーランドのコロナウイルス感染者数は、3月26日の時点で283人。亡くなった人の数は0だ。

東京でも「今週末はできる限り外出を控えるように」と通達があったようだけれど、ここクライストチャーチでかなり徹底したロックダウンを実行中の身からすると、「週末は」「できる限り」程度で大丈夫なのかな〜?と思ってしまう。たしかに、ほとんどの人が感染していなくて、症状が出たとしても大多数が回復するならば、ロックダウンは”大げさ”かもしれない。でも、ニュージーランド政府が迅速に、徹底的にこれを布いたことの効果は絶対ばかにならないはず。そう思っていないと、ここまでやっているこっちの心が折れそう、というのもあるけれど。ウイルスって本当に見えない敵みたいだ。

ロックダウン中は、不要不急の商業活動は停止になっていて、生活必需品以外の買い物はできない。あらためて生活必需品てなんだ?と考えさせられるが、たとえばおばあちゃんが大好きなお孫ちゃんに誕生日プレゼントを買う、とか、庭にお花を植えたいから苗を買う、なんていうのは今はできないことなんだね。「だって、なくても死なないでしょ」が、買えるか、買えないかの基準。スーパーマーケットにさえ行けば食べ物も日用品もちゃんとある。たったの4週間、それで多分困ることはないけれど、人間ってふだんはもっと楽しみや心をワクワクさせることに一生懸命になっていて、買い物はその手段の一つと思う。ニュージーランドは日本に比べたらそれほどおしゃれなものもないし、おいしいものが溢れているわけでもない。それでも、誰もが少なからず、今買えないものの中に「わたしにとっては絶対必需品だな」と思うものがあるのに気づいているんじゃないかな。
そんな中で、スーパーマーケットと病院、薬局、ガソリンスタンドはかろうじて営業中。開店しているからといって、いつも通りにはいかないようだけど。お店の中に入るには列に並ばなければだし(この列も間をあける)、入った後も人同士が距離を取れるように目安の線が引いてあったりするんだ。
病院は入り口の前にスタッフが立っていて、いつもはすぐに入れるところでまず質問が待っている。過去4週間以内に海外に行っていなかったかとか、コロナウイルス感染者と接触した可能性がないかとか…。それをクリアしたら、次は検温。そして予約が確実にあるかどうか確認されて、許可が出たらはじめて入れる!やっと中に入っても、受付のカウンターに今まではなかったプラスチック板の壁ができていて、下の小さいすき間からカードや領収書の受け渡しをするようになっていた。
こんな風に、本当に必要な用事はちゃんとできるようになっている。しかし今さらながらだけど、人と人ってこんなに近寄ってはいけないものだったかな…?同居人以外と顔を合わせないから、たまにこうやって会うヨソの人には感じよく接したいけれど、一方で距離もちゃんととらないとなんだか不安⁉︎4週間経ったら、こういうへんな不安もなくなって、いろいろなことが徐々に元通りになって行くはず…と信じたい。
スーパーマーケットの入り口。混んでいて行列になっているわけではありません。

クライストチャーチでは、みんなが協力しあって、安全で、人との和が保てる暮らしを続けています。近い将来、留学をお考えなら、この街はおすすめ。
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