こんにちは。ニュージーランド留学Clubです。高校生なら、今週からNCEA試験…という人も多いニュージーランドです。みなさん、がんばってますか?

少し前に、ソーセージ・ロールのコンテストが行われ、国内トップ10が発表になりました。でもソーセージ・ロールって何?という人もいるでしょうね。たとえば、出先でちょっとお昼ご飯を買わなくちゃ、という時に、日本ならコンビニでおにぎりを買ったりします。ニュージーランドで、そういう時のおにぎりのような役割を果たすのが、温かいミンス・パイ(ミートパイ)なのですが、各種パイが並ぶ棚に一緒に並んでいて、パイより小さい棒状のもの…それがソーセージ・ロールです

最初に見た時は、太めのソーセージがまるまる一本巻かれたパイなのかな?と思いましたが、よく見るとちがうんです。簡単にいうと、ソーセージ用に味付けしたひき肉を詰めて巻いたパイ…ということになります。一般的なソーセージは皮があるので、かじるとパリッとした食感がありますが、ソーセージ・ロールの中身はそれよりふわっとした…どちらかというとハンバーグっぽいお肉を、パイでぐるっと巻いたものなのです。使われている肉の種類も、お店によってちがうようで…。

こういうものは一見あまりにも定番商品なので「どこも似たようなものなのか?」と思ったりしますが、コンテストまであるということは、やっぱりこだわりの一品を求めて騒ぐ人々がいるのです。それこそ国中、どこでも売られているものですが、その国内トップとは?残念ながら1位はタウランガ、2位はタカカと、買いに行きたくてもすぐにはいけない地域のお店のソーセージ・ロールが受賞しました。でも3位はクライストチャーチのパン屋さんでした。さっそくHalswellにあるMichael’s Bakeryに行ってみると…。

本当にどこにでもありそうな小さなパン屋さんでした。でもお昼時はランチを買う人の列ができていましたよ。ソーセージ・ロールは、ポークとビーフの二種類。パイはサクッ、中のお肉はフワッ…!なるほど、これが銅メダルの味!?実はこのソーセージ・ロール、お店によってはけっこう塩辛かったり、お肉がボソボソすぎたり、細かく言えば合格、不合格があるものなんですね。なるほど、このお店のは絶妙にいい具合です!

どこにでもある定番…でもなかなかに侮れません!それと、こんなにさりげない街のパン屋さんが驚異の実力者だったことにも感動を覚えています。絶対また買いに行きます。

ニュージーランドならどこにでもあるもの…も、案外全然知らないものだったりします。この国の意外な一面を探してみませんか。ニュージーランド留学Clubでは、留学のご相談を承っております。