Shirley Boys' High School (シャーリー・ボーイズ・ハイスクール)
シャーリーボーイズハイスクールは、ニュージーランド南島のクライストチャーチ市街から北東に9キロのところにある公立の男子校です。
1957年創立の当校は、学業、スポーツ、文化活動と三拍子揃った学校です。その名のとおりクライストチャーチのシャーリー地区に校舎がありましたが、2019年に現在の場所に新校舎が完成し、ニュー・ブライトン地区に移転しました。
この学校の特色の一つに、女子校のエイボンサイドガールズハイスクール(Avonside Girls' High School)と新校舎の設備を共有している点があります。独立した二つの学校が建物の中で二つに分かれており、それぞれの教室で別々のカリキュラムの授業を行っていますが、エントランス(学校の正門)とシアター(650席)、図書館、カフェ、体育館は共有しています。男女別学の高校が同じ敷地内に校舎を隣接させるのは、ニュージーランド国内では初の試みとなっています。また、その他、スポーツ、演劇、音楽などの活動を、二校が協力して行う場合もあります。
留学生の受け入れに関しましては、積極的に行われており、日本人学生も継続的に本校で学んでいます。留学生担当の教諭もフレンドリーで大変面倒見がよく、学校内でもしっかりとしたサポートを受けることができます。
本校は英語力が低い留学生も英語学校に通うことなく入学できるように、ESOL(留学生のための英語)のクラスも個人のレベルに合わせて授業が行われますので、日本から現地校に直接入学されたい学生にも広い門戸が開放されています。ESOL以外にも数学、物理はレベル別のサポートを受けることができます。
留学生向けにボランティア活動やホリデー中のアクティビティなどの紹介もありますので、様々な体験を通して充実した学校生活を送ることができるでしょう。
ここが違うシャーリーボーイズ!
スポーツが大変盛んに行われている男子校ですので、ニュージーランドでも何か学校のスポーツ活動に参加されたい方にはお勧めです。広大な芝生のグランドと2か所の体育館、ウェイトトレーニングなどの施設を所有し、30種類のスポーツが行われています。ラグビーやゴルフ、バスケット、クリケットなどが特に盛んに行われており、本校の卒業生には三洋電機(パナソニックワイルドナイツ)で活躍した元ラグビー日本代表の田邉 淳選手もいます。
学校データ
所在地 | 209 Travis Road , Christchurch | ||||
設立 | 1957年 | 学生数 | 約1,200名 | 留学生数 | 約30名(日本人数8~10名) |
受け入れ学年 | YEAR9~YEAR13 | 学校形態 | 公立 男子校 | ||
宿泊施設 | ホームステイ(3食付き) |
諸費用【2025年】
入学金・事務手数料 | NZ$500 |
授業料 | NZ$16,500(年)、NZ$4,125(1学期) |
ホームステイ・宿泊手配料 | NZ$300 |
ホームステイ代 | NZ$350(週) ※3食付 |
制服代金 | NZ$800~ ※短期の場合はレンタル可(シャツ3組、ネクタイ、ズボン、セーター、 ウインドジャケットのセットでNZ$200〜) ※短期留学生はブレザーの着用義務はありませんが、着用希望の場合は購入(NZ$150)すること。 |
備考 | その他雑費(文房具代・教材費など)NZ$400(未使用分は返金) NCEA試験代金(NZ$383.30)等がかかります。 |