St Andrew's College(セント・アンドリュース・カレッジ)
セント・アンドリュース・カレッジは、幼稚部から高等部までトータルな教育を行っているクライストチャーチの私立共学校です。キリスト教プロテスタント系(スコットランド長老派)の伝統に基づいた教育を行っており、キリスト教徒以外の学生も多く受け入れています。大変評判が良く、優秀な生徒を育てる学校として有名な名門校で、約20カ国からの留学生が地元学生と共に学んでいます。イギリスの伝統が今も受け継がれており、バグパイプバンドの活動や、スコットランドで行われるハイランドゲームズに準じた伝統スポーツ大会など行われています。
元々は1917年に男子校として創立しましたが、2001年より共学となり、現在の男女比はほぼ半々で、多くの女子生徒も学んでいます。政治家、学者、ラグビー選手など、多くの有名人を輩出してきました。学術レベルも高く、ニュージーランド全国共通試験(NCEA)の結果は常に全国レベルをはるかに上回っており、卒業生のほとんどが国内外の大学に進学しています。また、文武両道の伝統に基づき、勉強だけでなくスポーツにも力を入れており、夏には陸上・クリケット・ゴルフ・ボート・スカッシュ・水泳・テニス・バレーボール・ヨット、冬にはバドミントン・バスケットボール・サッカー・ゴルフ・ホッケー・アイスホッケー・ネットボール・ラグビー・スカッシュ・卓球などのスポーツに挑戦することができます。私立ならではの乗馬、バレエアカデミーやダンスクラスなどもあります。コミュニティー活動も盛んで、地域のボランティアにも積極的に参加しています。
様々な国からの留学生も積極的に受入していますが、入学時にある程度の英語力は必要とされます。(事前の面談(または、スカイプ面談)が必須です。)ESOL(留学生用の英語クラス)専属教師もおり、Year9、10は英語の基礎力を上げることに焦点をおき、Year11以上はNCEAの英語の補強また卒業後の進路のための学習にシフトし、細やかな指導を受けられ、各生徒のレベルにあった学習ケアが確立しています。2~3名の小グループまたはプライベートでのレッスンが基本ですので、個々の苦手とする点等を集中して指導を受けられるのも早い英語力向上につながるようです。TOEFLやIELTS,TOEIC等の試験対策にも対応しています。
学生寮が完備されており、約160名の寮生がキャンパス内で暮らしています。寮には大部屋とツイン部屋があり、家族との面会室の他、TVルーム、コモンルーム、キッチンが完備されています。2012年には新築の寮がオープンしました。(ホリデー中はホームステイへの滞在が必須です。)
学校データ
所在地 | 347 Papanui Road, Christchurch, New Zealand. | ||||
設立 | 1917年 | 学生数 | 約1,300名(中高等部は約960名) | 留学生数 | 約20名 |
受け入れ学年 | プレスクール~Year13 | 学校形態 | 私立共学校 | ||
宿泊施設 | 学生寮、ホームステイ(3食付) |
諸費用【2025年】
申請料および入学金 | お申込み金 NZ$250+入学金NZ$500(いずれも返金なし) |
授業料 | Year9-13: NZ$45,000 Year1-8の料金はお問い合わせください。 |
宿泊手配料 | なし |
宿泊費 | 学生寮:NZ$21,000(1年間) ※ 寮が閉まる期間(ホリデー等)のホームステイ代金が別途必要です。 ホームステイ:NZ$345(週) |
制服代金 | 約NZ$1,500 |
備考 | NCEA登録料約NZ$383.30、課外授業などの出費を賄うためのお預かり金NZ$2,000、その他文房具代などが必要です。 寮生のホリデー中の滞在先は、各自(現地保護者代理)手配が基本です。(要:別途費用) |