高校留学 体験談
現地高校に長期留学中
お名前: 匿名様 (男性)
留学プラン: 高校留学
留学期間: 2011年1月~2012年12月ぐらいまで(2学年間)
学校: St Thomas of Canterbury College(カトリック系男子高)
渡航時の学年:日本の高校2年、NZのYear 12
留学生の声
小規模な高校でクォリティの高い留学
Q. どうしてクライストチャーチを選んだのですか?
A. 田舎過ぎず、かつ都会過ぎないところがよかったので、クライストチャーチにしました。
Q. 渡航前はどんなことが不安でしたか?渡航準備はどんなことをしましたか?
A. 2011年1月からセント・トーマス・オブ・カンタベリー・カレッジ(セント・トーマス校)に進学しましたが、本格的な留学を決める前、2010年10月からお試しでクライストチャーチの語学学校のDominion English Schoolsへ通って、現地の学校を体験しに来ました。やはり英語が一番心配でした。留学して約1年たちましたが、聞き取りはだいぶできるようになったと思います。調子がいい時は、いい感じで結構話せます。特に相手が喋りやすい人だと気持ちも楽になって、英語もしゃべりやすいです。今後は英語の語彙を伸ばしていきたいと思っています。
Q. 学校ではどんな勉強をするのですか?
A. NCEA(全国共通試験)に向けて、数学と理科の勉強を頑張っています。模擬試験なども受けていますが、大切な試験なので頑張りたいと思います。
Q. 毎日どのように過ごしていますか?
A. 毎日自転車で通学しています。学校は8時45分から15時までで、モーニングティ(午前の休み時間)は30分ぐらい、昼休みは50分あります。放課後は、一時期ジムに通っていました。一人で行くのですが、ジムに行くと大抵知っている人に会えるんです。
Q. 友達はどうやって作りましたか?
A. 生活に慣れてくると暇に感じるようになったので、学校のバドミントン部に入りました。部員は6名ぐらいしかいないので、お互い結構仲良くなれました。毎週のように先生の運転で大きなスポーツ施設に行き、他校と試合をしました。あまり勝てませんでしたが、遊びでやっていたので楽しかったです。来年は卓球部に入る予定です。卓球なら自信があります(笑)。
Q. ESOL(留学生のための英語授業)ってどんな感じですか?
A. 留学生担当のESOLの先生が授業を受け持っています。授業で必要なことを学ぶため、文法の勉強をする訳ではないですし、文法的には日本の英語の授業より楽なんです。課題を与えられて授業中にそれを行い、ESOLの先生がそれを見て直してくれます。文法的には難しくないのですが、自分で文章を作っていくことが求められます。
Q. 放課後や週末はどうやって過ごしていますか?
A. 時間があった時は、友達とショッピングセンターなどへ行くこともありました。たまにおやつに外で軽く食べることもあります。僕はバブルティ(タピオカ入りジュース)が好きで、マンゴー味やライチ味がおすすめ。また、たまにフィッシュ&チップスも食べました。味付けにレモンペッパーなど4種類の塩が選べるお店があって、結構おいしいんです。
Q. 日本の学校とニュージーランドの学校は、どういうところが違いますか?
A. こちらの高校はリラックスしています。ゆるい感じです(笑)。校則もそんなに厳しくないから、個性溢れる生徒がたくさんいます。もじゃもじゃのアフロみたいな髪をしていたり、髪を染めている子もいます(注:セントトーマス校はNZではかなりお行儀の良い、良家の子息の通う学校です)。買い食いも咎められませんし、携帯電話やお菓子を持ってくることも怒られません。先輩後輩といった関係や、教師との上下関係も、日本と比べたらずっとゆるい感じです。
Q. 留学に持ってきてよかったものって?
A. 電子辞書です。肌身離さず持っています。
Q. 留学して1年が経ちました。来年も留学生活が続く訳ですが、ニュージーランドに留学してきてよかったですか?
A. それはもう断然良かったです!
毎日自転車で通い、ジムに行ったり、バドミントンクラブに入ったりして、確実に現地生活に馴染んできた彼は、来年も1年間ニュージーランドでの高校生活が続きます。得意な数学を頑張っているので、是非NCEA試験では努力の成果が実るといいですね!