ファームステイ体験談
英語教師宅ファームステイで不安を解消
お名前: ナカツカ チアキ様
留学プラン: 教師宅ファームステイ
留学期間: 2010年5月~(ワーキングホリデー1年間、最初の2週間を教師宅ファームステイ)
留学生の声
Q. ニュージーランドでの教師宅ファームステイを選んだ理由は?
A. 北海道出身なので大都会に行くのを躊躇しており、自然と都会の調和が取れたNZを選びました。日本で外国人のお友達がいたのですが、思うように英語が通じないのがもどかしく、語学力を磨きたいと常々思っていました。ワーキングホリデー中にどう英語を勉強しようか考えていた時、大自然を体験しながら英会話を一対一で習えるから英語に自信の無い私も学校へ行く前に不安を解消できるとアドバイスを受け教師宅ファームステイを選びました。現在クライストチャーチ市内の語学学校に通い始めて1週間目ですが、教師宅ファームステイでの勉強やファミリーとのコミュニケーションのお陰で英語に対して自信がつき、学校にもすんなりでもすんなりとけ込むことができ、早速お友達も何人かできました。
Q. 毎日のスケジュールを教えてください。
A. ほとんどの日は午前中に授業を行いました。授業開始時間などは英語教師であるホストマザーと相談して毎日決めました。ホストマザーはいつも私の意見を尊重してくれ、「何時が都合がいい?」と聞いてくれました。
Q. 授業ではどんなことをやりましたか?
A. ホストマザーは私の勉強したいことを色々聞いてくれたので、ファームステイ終了後の生活のことを考え、路線バスの乗り方や、クライストチャーチでお世話になる予定のホストファミリーに会うための会話の練習、発音など様々なことを教えてもらいました。1週間目はファームの母屋で授業を行ったのですが、2週目は相談してランギオラ(ファームから一番近い町)の図書館で授業をすることになりました。授業が終わった後もたくさんホストファミリーとコミュニケーションを取る機会があったので、授業以外での生活もすべてが英語の勉強になったと思います。
Q. ファームの作業はどんなことをやりましたか?
A. 山羊のミルク搾りや餌やりをしました。鶏もいましたが残念ながら卵を産まなかったので、卵を集めることができませんでした。動物にはすべて名前がついていて、ホストファミリーは家族のように動物を扱っているのが印象的でした。豚もいたのですが、言うことを聞かない豚には「おまえは”ミート”!(お肉)」とニックネームをつけられていたのがおかしかったです。
Q. ファミリーとはどうやってコミュニケーションをとりましたか。難しかったことは?
A. とてもゆっくり喋ってくれたのですごくわかりやすく、自分でもびっくりするくらい全然困りませんでした。ホストファザーは少し早口でわからない時もあったけど、ファミリーの子供たちもファザーの言っていることは時々解っていないことがあると知ってホッとしました。ホストマザーは英語教師としての経験が長いだけあって、私のつたない英語も一生懸命理解してくれましたし、日本人にもわかりやすいはっきりした英語で話しかけてくれました。電子辞書を持っていたので、かなり活用しました。
Q. 食事はどうでしたか?
A. 日本では全くチーズが食べれなかったけど、ホストマザーの趣味がチーズ作りでとてもおいしく、小さくしたチーズなら食べられるようになりました。搾りたて山羊のミルクもとってもおいしかったです。ホストマザーは料理が上手で、スパイシーな料理、パスタ、ライスやカレーなどレパートリーも豊富で最高でした。私がジャガイモ好きと知って、ファームで収穫したジャガイモでポテト料理も作ってくれました。毎食後デザートも付いていて凄く美味しいのですが、ずーっといたら太りそうです(笑)。
Q. ファミリーとお出かけする機会はありましたか?
A. ランギオラ、図書館、ショッピング、カフェにランチ、たまにクライストチャーチにも連れて行ってくれました。私は日本でピアノの先生をしていたのですが、ホストシスターがピアノを習っていたので、レッスンの時は私も一緒に連れて行ってもらいました。
Q. 困ったことはありましたか?
A. 薪ストーブがリビングにあるだけで、寒波が来た時は家が寒かったです。暖かい服が必要(ホストマザーに服を借りていました)。雨に強い長靴を持っていかなかったので、ファミリーからずっと借りていました。自分の部屋にはヒーターを入れてくれていたので、寝るときは寒くなかったです。
Q. 持ってきて良かったもの・持ってくれば良かったものはありますか?
A. 持ってきて良かったものは、電子辞書・パソコン(日本での写真を見せてあげたりして会話が弾んだ)。長靴・暖かい服・ドライヤーを持ってくれば良かった(こちらの家には余り置いてない)。
Q. 一番楽しかった出来事と一番大変だった出来事を教えて下さい。
A. 全部楽しかった!!最後にホストファミリーから手紙を貰って、家族の一員になったようで凄く嬉しかったです。もっと長く滞在したかったので、またいつか絶対教師宅ファームステイに参加したいと今から考えています。ファミリーは自然や人間との触れ合いを大切にする方だったので基本的にはテレビを一緒に観て過ごすといったことは殆どなく、会話中心でコミュニケーションを楽しんで過ごせました。テレビはあまり観なかったけれど、ホストシスターと一緒に時々DVDを鑑賞しました。すべてがとてもいい思い出です。もし、私のように渡航前に英語力が自信がない方がいたら、ぜひ教師宅ファームステイをおすすめしたいです。楽しみながら英語漬けの生活を過ごすことにより、これからのワーキングホリデー生活に対する不安もだいぶ解消されたように思います。素敵なファミリーとの出会いがあり、ニュージーランドが大好きになりました。