留学するならラグビーの聖地で

留学するならラグビーの聖地で

お名前: 越部 真 様
留学プラン: 高校ラグビー留学
留学期間: 2011年2月~2011年12月(1学年)
学校: Christchurch Boys’ High School (男子校)
渡航時の学年:日本の高校2年、NZのYear 12

ラグビー留学 越部君

Q. クライストチャーチへ留学することにしたきっかけは?

A. 夏休みに、日本でフランス人のホームステイを受け入れて、自分の英語のスキルを磨こうと思いました。また僕はラグビーをやっていたので、ラグビーの本場のNZでラグビーをしようと思ったのがきっかけです。

Q. 学校はどうやって選びましたか?

A. 留学については、主に留学経験のある父に相談しました。学校については、ニュージーランド留学clubの増野さんに聞いたところ、Christchurch Boys High School(CBHS)のラグビーチームが強いとお聞きしたので、CBHSを選びました。

Q. 留学前に不安だったことはありますか?

A. 留学前は、ホストファミリーとうまくやっていけるかどうか不安でしたが、事前に色々お聞きすることもできたし深刻な不安はありませんでした。

Q. 留学を始めてみて、何が一番大変ですか。克服するためにどんな努力をしていますか?

A. 留学を始めて大変だったのは、現地の学生などは聞かないと何も教えてくれないところです。でも聞いてみればみんな親切に答えてくれるので、話しかける勇気が一番大切だと思います。
僕はESOL(留学生向けの英語授業)、グラフィックデザイン、歴史、日本語の授業を取っています。特に得手不得手はありません。日本語の授業をとったことを不思議に思われるかもしれませんが、外国の人たちがどのように日本という国に対して考えているか、どうやって外国の人に日本語を教えるか、ということが知りたかったので選択しました。

オールブラックスの選手ダニエル・カーターと記念写真

Q. 現地校は、日本の学校と比較してどんなところが異なりますか?

A. 僕が通っているChristchurch Boys' high schoolは男子校で、日本と違うところはまず一日5時間しか授業がないことです。しかし授業の合間の休み時間は、2~3時間目の間にある「Tea break」と、4~5時間目の間の「Lunch time」しかありません。また、特に部活というものはなく、自分のやりたいスポーツのチームに入ることになります。
僕のラグビーのチームは週2回練習し、毎週土曜日に試合があります。また、シーズンごとにやるスポーツがはっきり決まっているので、冬のシーズンはこのスポーツ、夏のシーズンはこのスポーツといったように、何種類かのスポーツをやることが可能です。
また、日本と違って授業はすべて選択式です。自分のやりたい科目を選んで、予定を組むことができるのも日本の学校と違う点です。

Q. 毎日のスケジュールはどんな感じですか?

A. 午前 7:30起床、8:10出発、8:30学校着、8:45始業
   午後 1:15終業、1:30ラグビーの練習、3:30練習終了、4:00 筋トレ、6:00 帰宅、11:00 就寝
週末は基本的にラグビーの試合と筋トレです。

Q. ホームステイの感想を教えて下さい。

A. 僕は地震の影響でホストファミリーが変わりました。今のホストファミリーはKiwiのファミリーで、ホストファザーは元ラグビーのコーチなので、たまにテクニックを教えてくれたり、一緒にラグビーを観戦したりします。ホストブラザーはもう高校を卒業して一緒には住んでいませんが、もともとChristchurch Boys’ High Schoolののラグビー一軍の選手でした。ホストシスターもネットボールやバレーをしています。ホストマザーは料理がうまいです。基本的にスポーツ一家なので、スポーツの話をしたりして盛り上がります。

高校留学 クラスメートと2ショット


Q. 友達はどうやって作りましたか?

A. こっちの人は話しかけないと相手にしてくれないので、積極的に話しかけました。面白いことを言ったりすると、向こうから話しかけてくれるようになり、すれ違うたびにあいさつすれば自分のことを覚えてくれました。僕はそうやって友達を増やしました。

Q. クライストチャーチ地震は大丈夫でしたか?

A. 地震が起きた日、学校は半日で終わったので僕は町の中心にいて昼食を食べようとしていました。地震が起きたとき慌てて友達と外に出て、揺れが収まるのを待ってハグレーパークという大きな公園に避難しました。2時間ほどそこで待って、友達の提案で友達の家に行くことにしました。その友達の家に一泊し、たまたま持っていた日本の携帯で両親に連絡しました。地震の後は街の清掃に協力したりしました。

Q. 今後の進路について教えて下さい

A. まだほぼ未定ですが、日本の高校に戻って勉強し、大学は心理学をやりたいと思っています。

何事にも積極的な越部君の体験談には、留学を成功させるヒントがたくさん詰まっています。個人主義の英語圏では、「余計なお世話」を焼かれる機会は少ないかも知れませんが、一歩踏み出すとニュージーランド人は大変親切にあれこれ面倒を見てくれます。クライストチャーチで大地震を経験してしまいましたが、CBHSのある市内西部の被害は少なく、越部君は今も元気に学校に通っています。本場のラグビーも満喫され、きっと生涯忘れられない経験になることと思います。

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