正規高校留学(卒業目的の留学)〜Christchurch Boys’ High School

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高校留学 体験談

伝統ある男子校で高校生活満喫中!

お名前: 深谷 宗一朗様
留学プラン: 正規高校留学(卒業)
留学先学校: Christchurch Boys' High School(クライストチャーチボーイズ高校)
留学期間: 2019年1月22日~ 2021年1月在学中 *2021年12月に無事ご卒業されました。

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留学しようと思ったきっかけ、またニュージーランドに行こうと決めた理由を教えてください。

元々、母親から海外のことを聞いていて海外に興味をもっていましたが、これまでの自分の生活が普通というか単調だったので、大きく変えたいと思ったことがきっかけです。ニュージーランドに決めたのは、過去に従兄弟たちが留学していて、いい国だと聞いていたからです。

留学については主に誰と相談しましたか?学校はどうやって選びましたか?

母親と飯尾さんと相談しながら決めました。学校は、最初から男子校がいいなと思っていたところ、以前、NZ留学をしていた従兄弟から、クライストチャーチボーイズ高校は雰囲気もよく皆んな楽しそうだと聞き、決めました。

留学前に不安だったことはどんなことですか?その不安を解消するために何か準備をしましたか?

英語力とNZの人たちと息が合うかどうか、また留学生活がうまく送られるか心配でした。

英語に関しては、日本で英会話に通いましたが、あまり役に立ったとは思っていません。積極的ではなかったと思います。事前の勉強も、もっと自分でやる気を持たないとだめだと思いました。

実際に留学を初めて見て何が一番大変だと感じましたか?また、それを克服するためにどんな努力をしましたか?

友達造りがやはり大変だと思います。元々、内気な性格だったので、最初は本当にとても苦労しましたが、諦めず、まず英語力を高めるように勉強をしました。

また、英語を間違えることが恥ずかしいと思っていたことが影響して英語を話すこと、間違えることを恐れていましたが、逆の立場を考えて(日本に外国人が日本語で話す時、自分や他の日本人はどう対応するか等)、英語が流暢に話せなくても、ニュージーランドの人たちも皆んな聞こうとしてくれるだろうと信じ、間違えることを恐れずに積極的に話すよう心がけるようになりました。そうしているうちに、次第に友達も徐々に増えていきました。

ただ、開き直りすぎもよくないことも感じています。間違えたままでもいいやと、正しい言葉や文法を覚えようという気持ちが薄れてしまうので(笑)

英語を伸ばすためにどのような勉強をしていますか?得意な授業、苦手な授業も教えてください。

小さいノートとペンを常に持ち歩き、普段、目についてわからなかった単語や新しく知った単語をメモし、帰宅してからそれらを調べて勉強するようにしています。

数学と美術が得意です。自分が通うクライストチャーチボーイズ高校は、インターナショナル(留学生)の繋がりも強く、ESOLやEAP(進学英語)の授業は彼らと一緒なので、取り組みやすいです。

体育は苦手になりました。日本では野球もやっていたし少し自信があって1年目に体育を選択したのですが、現地の生徒たちの身体能力が想像以上に高く、到底敵わないと思いました。

ニュージーランドの学校は日本の学校と比較してどんなところが異なりますか?

学校が生徒のことをもっと考えてくれていると思いました。日本の学校のような細かな厳しい規則などは少なく、生徒を尊重しているように思います。

また、日本は宿題なども含み、学校が生徒に提供するものが多く、生徒たちは与えられることが当然な状況が多いようと思いますが、ニュージーランドでは宿題もそれほど出されることもなく、スポーツもチーム練習は週1、2回、勉強もスポーツも各自で考えて自主勉強をしたり、自主トレーニングをしたりすることが必要です。自主性というか、自分で何が必要か考え、自分が必要だと思えば自分で取り組んでいく必要があります。

自由なようで自由でないというか、気づくまでは本当にただの自由、またそれがとても楽だと思っていました。
やらないのも自分、やるのも自分。与えられる環境で育った自分たちにとって、自由ほど難しいものはないのかもしれません。

放課後や週末は何をして過ごしていますか?

趣味のことをしています。最近はスケボーを毎日しています。学校のスケボー友達とも一緒にやるし、スケボーパークで知り合った他校の友達ともやっています。スケボーを通して、友達がとても増えたと思います。

ニュージーランドは日本とは違って、趣味やスポーツを行うのにとてもいい国だと思います。クライストチャーチは特にゴルフ場もたくさんあって、とても安くできますし、海や丘もあるので、サーフィンやトレッキングなどもできます。スケボーパークも市内にたくさんあります。趣味やスポーツなど、やりたいことがある人にとってとても適しています。

ホームステイはどうですか?

初めてきた年から今年まで3つのファミリーとの生活を経験していますが、ニュージーランドはいい人が多いと思います。これまで親切なファミリーばかりです。ご飯も美味しいです。

これまでのニュージーランド生活で思ったことは?

ニュージーランドの人たちは本当に優しい人が多いと思います。昨年、自転車(ロードバイク)で怪我をした時に、通りかかった車に乗っていた人が、救急車を呼んでくれ、また、自分一人の時だったので救急車が到着するまでの間ずっと一生懸命自分に話かけてくれたり、寒くないように洋服をかけてくれたり、とても優しくしてくれました。日本ももちろん優しい人もいると思いますが、昨今、他人にできる限り関わらないように、見て見ぬふりをする人も増えてきているので、他人の自分にそこまでしてくれることにとても驚きました。

ニュージーランドに来て生活をするようになったことで、視野が広がった気がします。今まで日本しか知らなかったのですが、ニュージーランドに来たおかげで、日本の良い点も欠点もともに今まで気づかなかった日本について、外から見つめることができるようになりました。

また、同じ日本人でも、日本にそのままいてはきっと知り合えなかっただろう人たちと多く出逢え、交流できているのはこの留学の財産の一つになると思っています。

卒業まであと1年ですね。どう過ごしたいですか?

初年度は実はいろいろな面で苦戦していましたが、2年目を終えた今は、勉強も趣味の時間も共にとても充実しています。この今の生活を最後まで続けられたら最高です。スケボーもして、自転車も乗って、友達と遊んで、しっかり勉強もして、成績もしっかりキープしたいと思います。

これから留学する人へのアドバイス

苦労ももちろんあると思いますが、英語力がなくても、現地にきてからでも自分の気持ち次第で何とかすることはできます。自分もそうでした。でも、何とかなるまでの時間が今になっては無駄、また勿体なく感じています。もし、最初からもう少しできていれば、もっと楽に友達をつくったり、今の生活のような充実した日々が早く訪れていたかもしれません。

文法はできてからすぐに習得できると思いますが、単語はひたすら自分で覚えるしかありません。語彙力が高ければ高いほど、文法がおかしくても、現地や他国の生徒とも会話が何とかできます。日本にいる間に、できる限り語彙力を高めておくことをお勧めします。

最初の入国時、税関で、最初、What's your name と聞かれて聞き取れなかった自分が今こうして充実した留学生活を送れているので、何とかなる!と不安にならずに来て欲しいと思います。不安に思うなら、兎に角、単語を覚えておくことですね!

 

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